【9都市比較】カナダのワーホリはどこがいい?後悔しない都市の選び方
スポンサーリンク

カナダでできるワーキングホリデーは一生で1回だけ。後悔のないよう滞在先は厳選したいですね。

にゃん
ワーホリの都市選び、そんなに重要?カナダ国内ならどこも同じじゃないの?

もえ
カナダはとても広い国。都市によって気候も住みやすさも全く違うよ。

にゃん
えー!どうやって決めたらいいんだろう。そもそもどんな都市があるかもわからない…

トロントやバンクーバーをはじめ、カナダのワーホリで人気の高い9都市を、わかりやすく比較します。

渡航先をカナダに決めたけど、都市で悩んでいる方はぜひご覧ください。

ワーホリの都市選びが重要な理由

カナダのどこの都市を選ぶかは、今後のワーホリ生活に大きく影響します。

まずは、なぜワーホリ都市選びを慎重にするべきなのかをご紹介します。

理由① カナダは広くて移動が大変

世界大2位の国土を誇るカナダ。そのため日本と同じ感覚で移動はできません。

例えば、ワーホリで人気のバンクーバーとトロントでは車で40時間も離れています。距離にして4300!北海道から沖縄(3200㎞)よりずっと遠いことが分かります。

また、都市をつなぐ鉄道は限られているので、都市を移動するときは飛行機利用が最も一般的です。

大きな国カナダでは都市間の移動は大がかり。1度ワーホリ場所を決めると気軽も移動しにくいと言えるでしょう。

理由② 英語力の伸びが変わる

英語上達目的でワーホリに行く人は場所選びに気を付けたほうが良いかもしれません。

英語力の伸びは、環境に左右されやすい。特に英語初心者は初めての海外生活への不安から、日本といつも一緒にいたくなります。これは自然なことで誰でも同じ。ぐっとこらえて頑張ることができるかがワーホリ生活を左右します。

周りに日本人がいない環境を選ぶ・遊びなど誘惑が少ない地域を選ぶなど、なるべく英語が伸びやすい環境を選ぶと良いでしょう。

理由③ 仕事の見つかりやすさと種類が違う

カナダでは都市によって仕事の見つかりやすさや、就ける職種が変わることがあります。

例えばバンクーバーやトロントなど大都市では様々な職種があります。レストランやカフェはもちろん、現地企業のオフィスワークなども選択肢に上がるかもしれません。

一方、ビクトリアやバンフなど観光地では、ツアーガイドやスノーボードインストラクターなど観光業やウインタースポーツ関連の仕事が人気です。

スポンサーリンク

カナダ・ワーホリ場所選びのポイント

にゃん
ワーホリの人はどうやって滞在場所を選んでいるのかな?

ワーホリ先を選ぶとき、まずは自分の希望を明確にしましょう。

場所選びポイント
  • 都市の規模
  • 日本人の多さ
  • 気候
  • 日本からのアクセス
  • 言語
  • 物価
  • アクティビティ

カナダは英語とフランス語の二つが公用語です。どちらの言語が使われているかは地域によって異なります。学びたい言語の地域を調べてから決めましょう。

例えば、英語とフランス語、両方習得したいという人は、バイリンガルの地域(モントリオールやオタワ)がオススメです。

スポンサーリンク

カナダのワーホリ人気都市9

カナダのワーホリで日本人に人気が高い9都市の特徴をまとめました。

ワーキングホリデーで滞在することを前提に、メリットやデメリットを順番にご紹介します。

バンクーバー: ワーホリ1番人気都市

カナダのワーホリと言えばバンクーバー

バンクーバー市民と永住者のうち51%は非白人とされており、特にアジア系の住民がたくさん住んでいます。アジア諸国へのアクセスが良好で、寒すぎない住みやすい気候が人気の理由です。

カナダの都市では日本に最もアクセスが良く、東京から乗り継ぎなし約9時間で到着します。

バンクーバーの特徴

  • 語学留学・ワーホリのサポートが充実
  • 日本から直行便あり
  • 冬でも寒くない
  • アジア人が多い
  • 雨が多い

良いところ

バンクーバーには、ワーホリ・留学サポートの日系エージェントがたくさんあります。日本人が多く、困ったときに頼れるワーホリ先輩や永住者との出会いも期待できるので海外初心者にもおすすめ。

カナダ第3位の都会で遊ぶところや求人が多く、日本雑貨も手に入りやすい。痒いところに手が届く感じです。日本人ワーホリ1番人気の都市というのに納得!

ワーホリ注意点

日本人や、日系サービスが充実しているので、英語を使わなくても生活ができてしまいます。英語力UPを目指す場合は流されない意志と努力が必要です。

冬は降雨量が多いのもバンクーバーの特徴。雨の日が長く続くことから、カナダでは「レインクーバー」とも呼ばれています。

にゃん
海外初心者でも安心して楽しめるワーホリ先はバンクーバー!

トロント: 多文化の大都市

カナダ第1位の大都市トロントは様々な企業が集まり賑やか。バンクーバーと並ぶワーホリ人気都市でもあります。

大都市で日本人が多いという部分はバンクーバーと共通していますが、大きく違うのは気候です。

夏は30℃近く上がり、冬場は-10℃まで冷え込み降雪量も多いトロント。カナダの夏と冬どちらも存分に味わうことができます。

トロントの特徴

  • 何でもあるカナダ最大の都市
  • 色んな国から人が集まる
  • 仕事が多い
  • 忙しい雰囲気
  • 日本から直行便あり

良いところ

バンクーバー同様、非白人率は51%と過半数を超えていますが、トロントは東アジアだけでなく、ヨーロッパや中東からの移民も多い多文化都市

色んなバックグランドを持つ人と出会えることは、トロントの魅力の一つです。

求人数が多く、仕事を見つけやすいこともワーホリ初心者にとってはありがたいですね。

ワーホリ注意点

大都会ならではの忙しさもトロントの特徴。ダウンタウンはいつも人が溢れていて、特にラッシュアワーはバスや地下鉄が大混雑していることも。

大企業が集中していることもあり、トロントの人はとても働き者。カナダののんびりしたイメージとはちょっと違う日本っぽさがある街です。

にゃん
カナダ1番の大都会。バンクーバーよりアジア人が少なめな多文化都市!

モントリオール: フランス語も学べる大都市

フランス語圏の大都市モントリオールはフランス語生活を体験できるバイリンガルなワーホリ先として人気。

カナダ・ケベック州はフランス語が公用語の州ですが、大都市であるモントリオールは英語も十分通じるので安心です。

モントリオールの特徴

  • 日本人が少ない
  • 英語とフランス語が学べる
  • ヨーロピアンな街並み
  • 日本から直行便あり
  • フランス語が話せないと仕事探しが難しい

良いところ

モントリオールの良いところ何といってもバイリンガル都市であることでしょう。フランス語と英語が両方飛び交うカナダでは珍しい地域で、2ヵ国語を両方勉強するのにピッタリ!

ヨーロッパ調の歴史的な建物が今も残る、現在と過去が共存した街並みも素敵です。

ワーホリの注意点

フランス語を公用語としているケベック州の都市なので、接客などはフランス語を要求される場合があります。そのため、フランス語全く初心者の人にはハードルが高いワーホリ先と言えるでしょう。

にゃん
英語が中級以上で、フランス語を勉強中の人におすすめの都市!

ビクトリア: カナダで1番の気候!小規模都市

バンクーバー島にある小都市ビクトリア。バンクーバーのすぐ近くですが、日本人は少なめでアットホームな雰囲気が特徴です。

ビクトリアは春から秋にかけて街中に花が溢れる、カナダを代表する観光都市。ツアーやホテルなどの観光系の求人が目立ちます。

ビクトリアの特徴

  • 過ごしやすい気候
  • 治安が良い
  • アットホーム
  • 街並みが美しい
  • 小規模都市

良いところ

カナダで1番温暖な気候のビクトリア。夏は暑い日で25℃前後、冬は5℃程度という最高の気候です。バンクーバーに比べると雨も少なめなので冬でもアウトドアの予定を立てやすいです。

カナダらしさ溢れるのんびりゆったりした雰囲気も特徴で、日本の忙しさが夢だったかと思うくらい。

ワーホリ注意点

島なのでアクセスがやや悪く、バンクーバーから飛行機かフェリーでの移動となります。

こぢんまりした街なので、遊ぶところは限られています。ワーホリは楽しく遊んで過ごしたい人は物足りなさを感じるかもしれません。その代わり、勉強ははかどるので英語力UPには良い環境です。

ビクトリアは求人数が少なめ。タイミングによっては仕事が見つかりにくく、同じ店に何度も足を運ぶことになるかもしれません。

にゃん
カナダでのんびり過ごしたいなら癒しのビクトリアで決まり!

カルガリー: 資源豊富でリッチな都市

資源豊富で都市開発が進むアルバータ州最大の都市、カルガリー。現在、急速に発展している都市のひとつで、平均収入はカナダトップクラスです。

バンクーバーやトロントに次ぐ大都市ですが、これらの都市に比べて日本人が少なめの様子。

ワーホリは都会に行きたいけど、日本人が多すぎないところがいいという人におすすめです。

カルガリーの特徴

物価・税金が安い
都市開発中で求人が多い
日本から直行便あり
日本人が少ない
冬は寒さが厳しい

良いところ

財源が豊富なアルバータ州は税金が安いのが特徴で、消費税はたったの5。バンクーバー(12%)・トロント(13%)と比較するとても安いことがわかります。家賃も低めです。

消費税や物価が安いのに、最低賃金は13.60ドルとバンクーバー(11.35ドル)よりもずっと上。

ワーホリ注意点

カルガリーが厳しい寒さで知られています。真冬の-20℃は当たり前で、明け方は-30℃近くまで冷え込むことも。外出する際は厚手のジャケットはもちろん、スノーブーツや帽子、手袋も必須です。

カルガリーは広いので、カナダで4番目に人口が多い都市の割には、交通が不便と感じることがあるかもしれません。

にゃん
収入がの割に出費が抑えられるから、比較的良い生活が送れそう!

オタワ: カナダの首都でバイリンガル都市

カナダの首都であるオタワは政府機関が集中しており、政府関連職に就いている市民が多い。そのため、平均所得が高く治安が良いこともオタワの特徴です。

人口140万人の中規模都市ですが、土地が広く建物が密集していないので、他の大都市と比べて緑が多い印象です。

ケベック州と隣接しており、フランコフォン(フランス語話者)もたくさん住んでいます。

オタワの特徴

カナダの首都で政府機関が集中
フランス語を学べる
治安が良い
日本人がとても少ない
冬の寒さが厳しい

良いところ

カナダ第5位の中規模都市ですが、ワーホリとしてはマイナー都市のため比較的日本人が少ない都市です。

英語の他にフランス語も日常で使われているので、2ヵ国語を公用語とするカナダを体験できる場所でもあります。

にゃん
英語がメインだけどフランス語もよく耳にするよ。

ワーホリ注意点

オタワは夏冬の気温差が激しいことでも有名です。夏は30℃を軽く越す一方、冬は-20℃を下回る日もあります。降雪量も多いので、冬場は家にこもることが多くなるかもしれません。

カナダ首都でありフランス語が多用されているということから、政府系・観光系の仕事はフランス語力を求められることがあります。

バンフ: ロッキーの大自然を体感できるリゾート地

人口約1万人、ロッキーの小さな町バンフは、美しいロッキーマウンテンを毎日眺望することができます。

カナダを代表するリゾート地で、毎日たくさんの観光客が訪れます。日本のカナダ旅行ツアーでも人気の高い観光スポット。

ワーホリで行く場合は、ホテルやツアーなど、観光関連が主な仕事になるでしょう。

バンフの特徴

  • アウトドアスポーツが盛んなリゾート
  • ロッキーマウンテンが目の前で自然豊か
  • 大都市カルガリーに近い
  • 語学学校が少ない
  • 街が小さく遊ぶ場所が少ない

良いところ

大自然に囲まれたバンフはアウトドアアクティビティが豊富。初はハイキングやキャンプ、冬はスノーボードやアイスフィッシングなど、年間を通して様々なアウトドアが楽しめます。

ワーホリでは、住み込みで働ける場所が多いのもバンフの特徴。宿と食事つくので、海外生活に慣れていない人でも安心です。友達とも仲良くなりやすいでしょう。

ワーホリ注意点

人口1万人の小さな町バンフは、遊ぶ場所がありません。

アウトドアが好きな人なら山登りや散歩を楽しめますが、ショッピングを存分に楽しみたい場合は車で2時間のカルガリーまで行く必要があります。

にゃん
バンフのワーホリは満足度が高いことで有名!

イエローナイフ: オーロラが見れる旅行ワーホリ

カナダでオーロラが見える場所イエローナイフといえば、毎年たくさんの日本人訪れる観光スポットとして有名です。

イエローナイフには残念ながら語学学校がありません。そのため、英語力UPをねらうよりも、職業体験・自然体験が中心のワーホリとなるでしょう。

イエローナイフの特徴

  • 物価・税金が安い
  • 非常に寒い
  • 語学学校がない
  • 観光業が盛ん
  • 求人が少ない

良いところ

イエローナイフのワーホリでは毎日オーロラを見るという日本では考えられない生活を送ることができます。

また、イエローナイフな様々な民族で構成されています。英語やフランス語以外に、チペワイアン語、ドグリブ語、スレイビー語を話す人々もおり、日本の生活ではまず触れることのない多文化を感じることができるでしょう。

ワーホリ注意点

イエローナイフでのワーホリの注意点は何といっても寒さです。冬場は-40℃を下回る日もあり、日本の防寒着ではまず歯が立ちません。

カルガリーやモントリオールなど、カナダで寒いと言われる地域と比較しても、圧倒的な寒さです。必ず最強の防寒具を用意していきましょう。

にゃん
非日常を体験できるのがイエローナイフ!

ハリファックス: 日本人が少ない中規模都市

カナダの東海岸側の州、ノバスコシアの州都であるハリファックスは美しい港町と美味しい海鮮が特徴。

ハリファックスは大学が多く、たくさんの大学生が暮らしています。カナダ西端であるハリファックスは、ヨーロッパからの留学生が多いことで知られています。日本人は極めて少なく、語学学校もあるので英語を学ぶ環境が整っています。

ハリファックスの特徴

  • 日本人が少ない
  • 大学が多い学生の街
  • 美味しい海鮮
  • 最低賃金が低い
  • 税金が高い

良いところ

ハリファックスは、カナダの中ではアジアから最も遠い西端に位置しています。そのため、日本人が極めて少ないワーホリ先と言えるでしょう。英語力UPを目指すワーホリさんにオススメの場所です。

海に隣接しているハリファックスは暑すぎず寒すぎず、年間を通して大変過ごしやすい気候です。

ワーホリ注意点

ハリファックスがあるノバスコシア州は消費税が15とカナダ最高額である一方、最低賃金が10.85とカナダ最低額。給料が低いのに税金が高いことは、ワーホリの注意点です。

また、日本からの遠いのも注意点です。西端のバンクーバーは日本から9時間ですが、東端のハリファックス18時間かかることも知っておいた方が良いでしょう。

にゃん
日本人が少ないハリファックス。周りが日本人だらけだと流されてしまいそうな人にもおすすめ!

まとめ:カナダでおすすめのワーホリ都市比較表

カナダのワーホリ人気9都市を表で比較しました。

国土の広いカナダでは、都市の規模だけでなく、気温や消費税も都市によって大きく異なります。

都市名 人口
(万人)
日本人 気温(℃) 最低賃金(ドル) 消費税(%)
バンクーバー 250 22
0
11.35 12
トロント 600 25
-8
14.00 13
モントリオール 400 普通 27
-15
12.50 14.975
ビクトリア 40 普通 19
2
11.35 12
カルガリー 140 普通 23
-16
13.60 5
オタワ 140 26
-15
14.00 13
バンフ 1 普通 22
-14
13.60 5
イエローナイフ 2 21
-32
12.50 5
ハリファックス 40 23
-7
10.85 15

※2020.2.18現在

にゃん
何を優先するかでワーホリ都市の選択が変わってくるね!

カナダでしたいこと別のオススメ都市!

カナダのワーキングホリデーで人気が高い9都市をご紹介させていただきました。

それでも悩んでいるという人のために、やりたいこと別におすすめの都市を選んでみました。

あなたにオススメの都市はこれ!

  • 海外初心者
    バンクーバー、トロント
  • 寒くないところがいい
    バンクーバー、ビクトリア
  • カナダを存分に楽しみたい
    トロント
  • ストイックに英語を学びたい
    ハリファックス
  • フランス語も勉強したい
    モントリオール、オタワ
  • ほのぼの癒されたい
    ビクトリア
  • 人と違うところへ行きたい
    カルガリー、オタワ
  • 大自然&非日常を感じたい
    バンフ、イエローナイフ

利便性や求人数を重視するなら大都市、勉強に集中したいなら小~中規模都市がオススメです。

カナダには現地情報を発信しているブロガーさんがたくさんいます。

こちらの記事では色々な地域のブロガーさんをご紹介します。現地の様子を写真で楽しめるので是非ご覧ください。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterで交流しよう

おすすめの記事