EMSよりも安くて速い?DHLの割引料金でカナダへ荷物を送る方法
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2022年11月、ずっと停止されていた郵便局からカナダ宛てのEMSが再開されました!

日本から荷物を送ることが出来ないのはカナダ在住者にとっては死活問題。今まで我慢してきた人も多いと思います。これは嬉しいニュースですね!ところがEMS料金を見るとびっくり。停止前よりもかなり値上がりしている!?そこで、EMS国際宅配便DHLの料金(正規料金と割引料金)を比較してみたのでご紹介します。

にゃん

DHLってAmazonジャパンで買い物したら送ってくるあの業者?個人利用もできるんだね!

もえ

あの黄色い業者!Amazonで購入したものだけじゃなく、他のお店で購入したものや実家に保管してある私物も送ることができます。でも、個人で使うと物凄く高額になるので注意です!

DHLを割引料金で利用するなら発送代行会社がおすすめ

DHLで荷物を送りたいときは、発送代行会社を使うのがオススメです!!

発送代行とは、日本の商品を海外へ転送してくれるサービス。Amazon以外のショッピングサイト(楽天やフリマサイトなど)で購入したものや、私物もまとめて送ることができます。また、割引料金でDHLを利用することが可能になります。

発送代行を利用するメリット

  • 割引料金でDHLが利用できる
  • 日本に手伝ってくれる家族がいなくても自力で手続きできる

今回は転送コムでDHL発送してもらいました。コロナ前はセカンドポストでEMS発送してもらったこともあります。下記は2019年にEMSを利用したときのレビューです。

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DHL(正規料金)・DHL(割引料金)・EMSの料金比較(カナダ)

DHLの正規料金(個人利用)、DHL割引料金(転送コムの場合)、日本郵便のEMSの料金を比較してみました。海外へ物資を送るときによく利用する3つの箱サイズで一覧にしています。

  • ちょっと小さめの段ボール箱100サイズ(6kg)
  • 郵便局で買える最大サイズ段ボール箱120サイズ(10kg)
  • クロネコヤマトで買える最大サイズ段ボール箱140サイズ(20kg)
DHL(正規料金) DHL(割引料金) 日本郵便EMS
100サイズ
(重量6kg)
48,823 9,459 15,100
120サイズ
(重量10kg)
58,239 14,875 23,500
140サイズ
(重量20kg)
81,779 24,528 44,500

参照:DHL見積もりツール転送コムDHL料金一覧郵便局EMS料金表、(2022年11月現在の料金)

重量と料金の関係
  • 日本郵便(EMS)は荷物の「実重量」を元に料金が決まる
  • DHLは荷物の「実重量」と「容積重量」の重い方を元に料金が決まる

容積重量は箱のサイズで計算するので、大きい箱ほど容積重量は大きくなります。
※ 容積重量(kg) = 縦(cm) × 横(cm) × 高さ(cm) ÷ 5000

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DHL代行発送の手続き方法と注意点

代行発送業者「転送コム」を利用してDHLでカナダに荷物を送る方法を詳しく説明していきます。

1 発送代行会社に会員登録し、専用住所を手に入れる

カナダに代行発送してくれる会社は色々ありますが、今回私が利用したのは「転送コム」です。なお、EMSが運航中だった時に「セカンドポスト」も利用したことがあり、こちらも親切でおすすめです。会社によって料金や対応が異なるので、公式サイトを確認して選ぶことをお勧めします。

転送コム公式サイト
セカンドポスト公式サイト

会員登録には、カナダの住所を証明するIDが必要となります。パスポートとカナダの運転免許証で登録できました。会員登録は個人情報を入力してIDをアップロードするだけなので5分もあれば完了です♪登録完了すると、専用の住所(転送コムは東京でした!)がメールで送られてくるので、メモしておきましょう!

注意点

国際宅配便では食べ物など送ることができないものがあるので注意が必要です。EMSで送れるけどDHLではNGなものがあるかもしれないので要確認です。

2 ネットショッピングを楽しむ

楽天やAmazonで買い物を楽しみます♪送り先は専用住所にするのをお忘れなく!実家に置き忘れたものや、家族がネット以外で購入したものも専用住所に送ってもらえばOKです。専用住所の送る時に、国内送料がかかるので気を付けましょう。(国際送料と比べたら全然大したことないけどw)

注意点

プレゼントなど中身が確認できない包装は、中身が禁止物品でないかどうか確認するために代行業者で必ず開封されます。こっそり送りたい恥ずかしい物品もバレバレなのでご注意ください。

注意点

専用住所に別々で荷物が届くと、おまとめ手数料かかかってしまいます。色々なネットショップで買い物したい場合は、実家に一旦全部送って家族にまとめてもらうのがオススメです。専用住所に送る箱が1個ならおまとめ手数料を節約できるからです。(転送コムの場合)

3 発送代行会社の会員ページで商品と金額を登録し、輸送料金を支払う

専用住所に荷物が届くと転送コムからメールが来るので、会員ページから商品と金額を入力します。この時入力する金額を基準に関税か計算されます。私物や中古品でも価格を0には設定できないので、何らかの数字を入れる必要があります。

輸送料金と手数料の合計金額が表示されているので、支払えばすぐに転送してもらえます。(海外のクレジットカードも使えました!)

4 関税を払う

郵便局から送る小型包装物やEMSとDHLの大きな違いは関税です。郵便局から送る場合は関税がからないこともありますが、DHLから送る場合は100%関税がかかります。また、全て商用扱いになり、ギフト(免税)で送ることもできません。関税の金額は商品の種類と価格によって変わります。

何回かDHLの荷物を受け取って気づいたのですが、関税は最低で20ドルくらいです。明細を見ると、サービスチャージとかいうのが18ドル程かかっています。これにプラス関税で最低20ドル~といったところでしょうか。もちろん荷物の中身の価格が高くなると税金額もUPします。

転送会社から発送後、DHLからメールとSMSで関税額のお知らせが届きます。記載されているリンクから支払いページにとぶと、オンラインで支払いか可能です。メールが届かない時は、荷物追跡のぺージにある関税支払いリンクからどうぞ。

まとめ:DHLは早いし安い!

代行会社を利用してDHLでカナダへ発送すると…

  • 代行を利用すればEMSよりも安い
  • 料金計算方法がEMSと違う(重量だけでなく箱のサイズが関係する)
  • 専用住所までの国内送料が別途必要
  • 関税が必ずかかる
  • EMSよりも速い
  • 送れない物がある(食品や医薬品は注意)
  • 日本の協力者に頼らず自力で完結できる

EMSも早いですが、DHLはそれ以上に早いです!!何度か利用してみて、平均3日(遅いときで4日)あれば到着します。エドモントンでこの速さだからバンクーバーやトロントなど大都市ではもっと早いかもしれませんね。一番不安だった価格も、代行業者を使えば新価格のEMSよりも割安です。日本在住の家族に送ってもらう場合も、インボイス作成や送料などの負担をかけずに済むのもいいですね。

受付再開したEMS料金はかなり割高なので、DHLが値上げするまではこっちを利用するのが良いかなと思いました。

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