カナダ・アルバータ州で家族4人。生活費を公開中
スポンサーリンク

カナダに移住して約5年経ちました。

エドモントンに引っ越して来て半年。最初の数か月は引っ越し片付けや出産でバタバタでしたが、ようやく落ち着いてきました。それに伴い、毎月きちんと家計簿をつけることにしました。

にゃん
カナダの生活費って実際どれくらいかかるんだろう?日本より物価は高そうだよね。

もえ
カナダは贅沢品の物価は高い。レジャーとか外食とかファッション関連とか…。でも私たちはインドア、ゲーマー夫婦なので出費は少ない方だと思う。

今回は家族4人のアルバータ州・エドモントンでの生活費を公開します。これから家族でカナダ移住する方の参考になればと思います。

カナダの生活費(4人家族+1匹)内訳

先に計算結果からご紹介します。私たち一家の生活費は1ヶ月あたり約3000ドル。貯金や投資している分は計上していないので、純粋に出費の分です。

家計の詳細を公開する前に、生活レベルをご紹介しておきます。

  • 夫、妻(移民)、娘(2歳)、息子(0歳)、かわいい猫1
  • エドモントン在住1年目
  • 転勤族
  • 郊外の賃貸(社宅)
  • 1
  • 子ども用品は貰い物が多い
  • オーガニック食品に興味なし
  • タバコや各種スモーク系はしない
  • 酒は時々
  • 服はUNIQLO
  • 友達少ない
  • お互い実家が遠い

食べ物は好きなものを選んでいますが、お酒やタバコなどの嗜好品は基本的にしません。ブランド品やオーガニック食品に手を出すこともごく稀です。

それでは、支出の内訳をご紹介していきます。

家にかかるお金(家賃・住宅ローン):1400ドル

現在、3ベッドルームの一軒家(賃貸)に住んでいます。バスルームは2か所で、リビングの他に地下室が丸々空いています。リノベーション物件なので内装は綺麗ですが、築4、50年は経ってそう…。

夫が勤める会社が所有している物件で、広さのわりに家賃は低いほうだと思います。ただ、オタワに住んでいた時はもっと安かったので、エドモントンの方が高い?!と正直驚いています。

調べてみると、エドモントン(3ベッドルーム)の平均家賃は1400ドル前後(2021年1月)で、人気の高い地域だと2000ドルは超えているようです。それでもバンクーバーやトロントなど、カナダ大都市に比べるとかなり安いですね!

光熱費:250ドル

水道+ごみ収集(50ドル)・ガス(100ドル)・電気代(100ドル)です。

ガスによるセントラルヒーティングで、冬場でも室温20℃に設定して節約している…はずなのですが結構高い!キッチン関連は全部電気なので、ヒーティングシステムだけで100ドル…。他の家もこんなものなのでしょうか。

電気もライトは全部LEDに変えたのに100ドルかかっています。明細を見ると、ほとんどが基本料金で実際に使った分は請求金額の半分以下です。

食費・消耗品費:700ドル

週1でグロッサリーストアに行き約150ドル使います。あとは日本食品を買うためにアジア食料品店で100ドル合計700ドルです。

同じくカナダに住んでいる友達はカップルで300~400ドル程度と言っていたので、我が家は食費がかかっている方なんだと思います。お菓子とか加工品を買わなければもっと抑えられるはず!

アルバータ州は食品の消費税がほとんどかからないので、オンタリオに住んでいた頃よりずっと安くなるのでは!と期待していましたが、物価が若干高めで実際は食費が増えている状況です…。

携帯電話・インターネット費:120ドル

インターネットは、Shawの最速プランにしています。120ドルで若干高めですが、オンラインゲームにも余裕で対応できるスピードが出ていて満足しています。

携帯電話×2台は通話とテキスト無料のプランで、データ通信料金だけプリペイドで買っています。外でスマホを使うことがほとんど無いので、3カ月ごとに10ドルづつチャージしています。

最速インターネット+スマホ2台で120ドルならまあまあ安いのではないでしょうか!?

保険料:130ドル

医療保険はアルバータ州の公的保険の他に、夫の会社の民間保険(保険料負担なし)に加入しています。

計上している130ドルは生命保険(約100ドル)ペット保険(約30ドル)です。

昨年までは、日本の生命保険(医療・終身)に加入していてすごく高かった。その額なんと私一人分で15000円。今年からは日本の保険を解約して、カナダで掛け捨ての生命保険に夫婦で加入しました。日本の生命保険とほぼ同じ内容のプランですが、夫婦で約100ドルと格安!

家族の外食・レジャー:100ドル

現在、コロナ渦中。外食やレジャーはゼロで、たまーにファストフードやコーヒーをテイクアウトする程度です。

コロナと言いましたが、普段からインドア派で外出・外食はほぼ無し。全然お金かけてないですね…。最近はUberなどのデリバリーサービスが人気ですが、実は我が家は1回もデリバリーを取ったことがありません!デリバリー料金とチップ代をケチって、雨の日も雪の日もお店までピックアップしに行きます(笑)

教育費:100ドル

子どもの習い事や知育玩具の出費です。進学費用の積み立ては含めていません。

具体的には、カナダ在住の日本人子供会の会費と通信教材やドリルの購入費です。これから先、本格的に習い事を始めるともっとかかってきそうです…。日本語学校へ行かせたいし、子どもが興味を持てばスポーツの習い事も経験させたい。それまでにしっかりお金を準備しておかなければ!

\こどもちゃれんじ受講に毎月70ドル払っています↓↓/

個人のおこづかい・趣味:50ドル

他の家庭に比べて圧倒的に低い我が家の「交際費とおこづかい」。

おこづかいいくらという取り決めは特に無いのですが、私たち夫婦は自分のために使うお金はほぼゼロです…。夫は職場には弁当持参で自腹での飲み会は一切ありません。ニンテンドーSwichのゲームがセールの時に買う程度です。

ちなみに日本の平均的なおこづかいは一人36000円とのこと。カラオケや居酒屋、ネットカフェ、服、コスメ…誘惑が多い日本では使い道はいくらでもありますからね。カナダの田舎に住んでいるとアウトドア以外の娯楽は無く、欲しいファッショングッズに出会う機会もありません。

交通費・自動車関連費:300ドル

自動車保険料が200ドルガソリン+メンテナンス代が100ドル程です。

アルバータ州に来てから保険料が年間1000ドル近く下がりました!郊外に住んでいるのでバスや電車を使うことはありません。家族分のバスパスよりも車の維持費の方が安いくらいかもしれません…。

アルバータ州は冬場はスノータイヤが必須。年に2回のタイヤ交換は欠かせません。その点、我が家ではタイヤ交換も夫がするのでそのあたりのメンテナンス費も節約できています。

\オンタリオ州の自動車保険に関する記事↓↓/

その他の出費α(一時帰国費用・ペット関連費など)

毎月分として計上していないもので、多い出費としては一時帰国費用やペット関連費など。

家族で日本に行くと、飛行機代や滞在費で1回あたり5000ドルは必要です。夫の実家も自宅からは飛行機の距離なのでクリスマスに行く場合は1000ドル以上かかります。

ペットの猫の餌やトイレ砂代は消耗品費に計上しています。ただ年に1度は体調を崩して病院のお世話になっています。治療の内容によって金額は様々ですが、ペットもお金がかかりますね…。

スポンサーリンク

オンタリオ州の生活費との比較

昨年まではオンタリオ州のオタワに住んでいました。当時の支出のまとめ(下記ブログ)を見てみると、毎月2500ドルで今よりも500ドル低い!

一般的にエドモントンよりもオタワの方が物価が高いと言われているのにこの結果…。理由として大きいのは家賃料と光熱費が上がったことと、子どもが成長して教育費にお金がかかっていることです。

逆に安くなったのは車の保険料です。また、消費税がオンタリオ州(13%)からアルバータ州(5%)になったのも大きく影響していると思います。

\オンタリオ州に住んでいた時の生活費公開↓↓/

スポンサーリンク

日本の生活費との比較

日本の4人家族の生活費平均額を調べてみると、家賃を除いて33万円と出てきました。家賃を入れると40万円を超すくらいでしょうか。
(参照:https://blog.ieagent.jp/money/4family-seikatsuhi-210770#chapter-8)

我が家の支出と比べて多いのが、保険料・教育費・娯楽費・おこづかいなど。もし日本に住んだら、外食・飲み会、ショッピングやエンターテイメント(カラオケやレジャー関連)にものすごくお金がかかると思います。

ただし教育費や保険料は子どもの年によっても違うし、将来的にはうちも同じくらいの出費になるかもしれません。

カナダ・アルバータ州の賃貸住まい生活費合計●●ドル

毎月の生活費を計算してみると、家族4人(大人2人+子ども2人)と猫1匹で約3150ドル+αとなりました。αは一時帰国費用や引っ越し費用、クリスマスのプレゼント代など一時的な出費です。 なお、この生活費に余った分は子どもの大学進学用の積み立てや、貯蓄・投資は含まれていません。

カナダ生活費まとめ
  • 4人家族で3150ドル(賃貸)
  • 家賃・食費が出費の大部分を占める
  • 自動車保険が安い(オンタリオ州と比較した場合)

\NEXT記事 coming soon↓↓/

先日、カナダで家を購入しました。持ち屋に住むと生活費はどのように変わるのか、また次の機会に公開します。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterで交流しよう

おすすめの記事