カナダの冷凍食品は不味いって本当?海外の美味しい冷食を探すレビュー
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カナダの冷凍食品は不味いというのは現地に住む日本人の間では有名な話。

にゃん
一見不味そうな冷食でも、マシなものや美味しいと言えるものがあるかもしれない!

……という思いから、カナダの冷食(ワンプレートとどんぶり系)を色々試してみることにしました。

おそらくアメリカでも同じ商品が販売されているので、アメリカ在住の方も是非ご覧ください。なお、★の数は私の独断ですのでご参考まで。

カナダのワンプレート冷凍食品レビュー

主食・副菜・デザートがセットになったワンプレート冷凍食品は、1人前ずつ購入・調理できるので、一人でご飯を食べる時にピッタリです。カナダやアメリカではTVディナーと呼ばれている模様。

価格は2ドル~5ドル(約180円~450円)なので、外食するよりはずっと安く済みますね。

ただし、見るからに不健康そうです。コーンは野菜・・・?それでは1つずつ試食&レビューしていきます。

Swanson Salisbury Stake

どこかで食べたことがある味…これは機内食飛行機内で食べる不味いような美味しいようなあの感じにそっくり。

カナダの冷凍食品は味が濃い商品が多いですが、こちらはちょっと薄めの味付けです。

ハンバーグは固くもなく柔らかくもなく普通。それよりも付け合わせのコーンが異様に美味しく感じるのは何故だろう…。ラズベリーソースは何に使えばいいのかよくわかりませんでした。酸っぱい。

価格:$2.68
内容量:345g

にゃん
セール時は2ドル以下で安い。美味しくはないけど、何も食べないよりマシ・・・?

Swanson Fried Chicken

ワンプレート冷凍食品で一番有名なSwansonのフライドチキン

電子レンジで調理するとべちゃっとなりがちなフライドチキン。予想通り全くカリっとはしていませんが、これはわりとイケる。「美味しいー!」ではないけど「うん、アリ」って感じ。

どこかで食べた味だと思ったら、日本の冷凍ナゲットとそっくりです。ケチャップやソースをかけなくても肉にしっかりと味が付いています。形成肉ですが、柔らかく食べやすいです。

価格:$2.68
内容量:280g

にゃん
2ドルでこの味ならまあまあ合格。他に食べるもの無いとき用に買っといてもいいかな!

HUNGRY-MAN backyard Barbeque

チキンとポーク両方のハンバーグが楽しめる贅沢なワンプレート冷食。

チキンのハンバーグはサラミくらいの硬さ、ポークのハンバーグは柔らかいです。しかし、同じソースがかかっているので、味の違いはほとんど感じられません。酸味のあるソースです。

付け合わせのコーンとポテトは薄味なので、ソースを少しつけると丁度良いです。ブラウニーは調理の途中で取り出すのですが、タイミングがなかなか難しいです。

価格:$2.97
内容量:455g

 

にゃん
味的には★1だけど、量が多いので★2で。
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カナダのどんぶり系冷凍食品レビュー

カナダにもどんぶり系の冷凍食品があります。

ただし、どんぶり系といっても、おかずとご飯を混ぜるタイプということでなので、親子丼とか牛丼ではないのでご了承ください…。

ワンプレート冷食と同様に1人前でセットになっているので、一人で家ランチの時に重宝します。

健康に配慮した商品が多いのもどんぶり系冷凍食品の特徴です。スーパーフードの代表であるチアシードやキノアが入ったものも。

FIT BOWLS chicken and roasted cashew bowl

今回食べた冷凍食品の中で1番まともな味

一番のお気に入り、甘辛いソースとからめた野菜とご飯の冷凍食品です。チアシードが入っていて健康を考えた具材が特徴。

チキンは柔らかくて美味しいです。味的には問題なく合格点!めったにセールをしておらず、ちょっとお値段が張るのが気になるところ。

価格:$4.97
内容量:430g

 

にゃん
値段が高いのが実に惜しい。あと1ドル安ければ★5をあげたい!

Marie Callender’s Chicken Teriyaki

カナダの冷凍食品は、電子レンジに入れるまえにフィルムに切り込みを入れなければならない商品が多い。また、調理途中で混ぜ合わせる必要があるものも。

その点、こちらはそのまま電子レンジに入れて待つだけなので調理が楽です。

肝心の味の方は…パイナップルの主張がすごい。TERIYAKI要素はゼロで、ハワイアン?な味わいです。野菜はたくさん入っているかつシャキシャキしていていい感じ。

価格:$3.97
内容量:349g

 

にゃん
にゃんは料理にパイナップルは苦手だー。ハワイアンピザが好きな人ならいいかも…?

Healthy Choice BBQ Chicken

ヘルシーチョイスのシリーズは人口調味料を使っておらず、食物繊維・鉄分が豊富。

こちらの冷凍食品はどんぶりだと思って購入したのですが、ご飯が入っていませんでした!おかずだけの商品です。仕方がないので白ご飯を自分で用意しました。

なんか酸っぱいと思ったら、缶詰の桃が入ってる!BBQソースと桃の組み合わせは好みが別れるでしょう。個人的にはナシで。

また、味がなかなか濃いめなので、白ご飯かパンがないときついです。

価格:$2.79
内容量:276g

 

にゃん
チキンは柔らかいけど…ご飯が無い・桃が邪魔なのがマイナスポイント

Healthy choice Korean-Inspired Beef Bowl

ヘルシーチョイスの韓国風どんぶりです。調理中から美味しそうな匂いで期待大!

味は韓国風というだけあってちょっと辛い。ビビンバによく似ています。

野菜が多く、キノアやセサミ、雑穀米が入っていて、健康バランスを考えて作られているようです。お肉も柔らかくて美味しい。個人的には白ご飯がもう少し欲しいところ。

価格:$4.97
内容量:269g

 

にゃん
カナダの冷凍食品の中では、日本人でも満足できる味!

IRRESISTIBLES Chicken Teriyaki

甘酸っぱい典型的なカナダのTERIYAKIです。

野菜が細切れになっていて、写真とかなり違うような…?野菜は冷凍臭さがのこる残念な味でした。

ただし、チキンは柔らかくソースの味も悪くはない。桃やパイナップルのように余計なものも入っていない無難な味。

セール中は2ドルで買えるので、値段を考えたらコスパは良いのかもしれません。

価格:$3.96
内容量:270g

 

にゃん
定価じゃ買わないけどセール中ならギリギリ買うかも。
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カナダの冷凍食品いろいろ

ワンプレート冷食やどんぶり系冷食以外にも、たくさんの種類がありますが、特に目立つのがピザ。続いてチキンウイングなどの肉系とフライドポテトなどイモ系です。

これらは基本的に小分けになっていないため、一人で食べるには量が多い。そのため家族で食べる夕食のおかずの一品として利用する人が多いのではないでしょうか。

にゃん
大人数で食べるのにぴったりなカナダの冷凍食品(肉系・魚介系・イモ系)をご紹介します。

肉系(チキンウイング・チキンストリップ)

カナダの冷凍食品でハズレが少ないのが肉系の商品。特に揚げ物系がオススメです。

豚肉はポークリブ、牛肉はハンバーガーが美味しいですが、肉系の冷食なら絶対に鶏肉!チキンナゲットの他、チキンウイング・チキンストリップなど種類豊富で美味しいです。

にゃん
お好み焼きソースか中濃ソースで食べれば、チキンカツのような日本風な味わいに。

魚介系(フィッシュアンドチップス・天ぷら)

カナダは魚介系の冷凍食品も豊富です。

一番よく見かけるのが、フィッシュアンドチップスの魚の方です。そのままオーブンで焼くだけなので処理が大変な油は必要ありません。

魚のフライはオーブンでやると水っぽくなりやすいのですが、パッケージに書いてある時間よりも長めに焼くとカリっと仕上がります。

にゃん
Blue Waterという商品が一番おいしい!

ちょっとびっくりするくらい美味しかったのがエビの天ぷら。オーブントースターで焼くだけでカリカリになります。うどんを茹でたら簡単に海老天うどんができますね!

いも系(フライドポテト・ベイクドポテト)

カナダの冷凍フライドポテトは美味しいです。さすが、いもが主食なだけありますね。

特に種類が豊富で、色々なフレイバーが楽しめます。形も様々で、ストレート・ギザギザ・ウェッジカットなど好みで選べるのも魅力の一つ。

フライドポテトだけでなく、ベイクドポテトもおすすめ。ご飯を炊く時間が無い時のために、我が家ではイモ系の冷凍食品を常備しています。

まとめ:カナダの冷食はハズレが多い

カナダの冷凍食品は値段が高いわりに不味い。

それでも、あえてオススメを挙げるとしたら、ワンプレート冷食でSwanson Fried Chicken、どんぶり系冷食でFIT BOWLS chicken and roasted cashew が気に入りました。

ちなみに他にも買い置きがあるのですが、正直飽きたので休憩!食べたら追記・更新していきます。

カナダの冷凍食品の特徴

  • チキン系はハズレにくい
  • ワンプレートは安いけど不味い
  • どんぶり系は健康志向
  • Japanese style やKorean styleがおすすめ
  • Teriyaki は照り焼きかどうかかなり怪しい
  • イモ系は種類豊

今回カナダの冷凍食品を試食してみて、あらためて日本の冷凍食品のクオリティーの高さに感心しました。味はもちろんですが、パッケージの使いやすさや、調理しやすさにも企業努力を感じずにはいられません。

カナダの冷食はワンプレートやどんぶりなどワンパターン。日本のちゃんぽんや焼きうどん、小籠包などバラエティー豊富な冷凍食品が恋しい。次に日本に帰国する時が待ち遠しくてしかたないです。

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