カナダやアメリカではスパゲティなどのパスタが、どこの家庭でも茹ですぎクタクタで食卓に登場します。「スパゲティ=アルデンテ」が常識だと思っていましたが海外では違いました!
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カナダのスパゲティに驚く
北米ではパンやパスタなどの小麦食品がメジャーな主食。そのため、ホームステイを体験すると、週に1度はパスタが食卓に並ぶのですが、そのスパゲティが気に入らない…。
スパゲティが茹ですぎて超柔らかい状態なんです!ちょっと大げさに言うと、小学校の給食で出てくる麺類くらいソフトでクタクタです!
最初は、ただ単にその家庭の好みか、料理が下手なのかと…。しかし、招かれた他の家で出されるスパゲティもやっぱりフニャフニャ・クタクタでした。
日本のスパゲティはアルデンテ!
私は美味しいパスタといえばアルデンテが当たり前だと思っていますが、いかがでしょうか。少なくとも日本では、イタリアンレストランではもちろん、チェーン店のスパゲッティ店でもだいたいアルデンテで出てきますよね…。
アルデンテとは
そもそもアルデンテとはどんな状態なのでしょうか。調べてみました。
アルデンテ(イタリア語:al dente)とは、スパゲッティなどのパスタを茹でるとき「歯ごたえが残る」という茹で上がり状態の目安とされる表現。麺が完全に茹で上がらずに麺の中心が髪の毛の細さ程度の芯を残して茹であげること。(出典:Wikipedia)
私たちが認識している通り、すこし固めの茹で加減ですね。尚、野菜の茹で加減にも使われる表現のようです。
お店でも柔らかいパスタ
北米のスパゲティは茹ですぎクタクタ。これは、お店のスパゲティにも当てはまります。
アメリカやカナダで人気のパスタ専門店「オールドスパゲティファクトリー」に何度か足を運びましたが、いつもスパゲティはこの調子です。プロフェッショナルなアルデンテのスパゲティが食べたいよー。
「オールドスパゲティファクトリー」は日本だと神戸と名古屋に店舗があります!神戸店に行ったことがありますが、そこまで茹ですぎでもなかったような…?(記憶あいまい)
本場のスパゲティの固さは…?
日本で食べるようなアルデンテパスタを、カナダの家族や友人にふるまうと、決まって「固過ぎ」「芯が残っている」と言われます。なんだか悔しいので、本場イタリアを代表するヨーロッパの様子を調べました。
ヨーロッパでも柔らかめが普通
ドイツやフランスでも、どうやら柔らかめのスパゲティが常識のようです。アルデンテはあくまで茹で上げの状態。そのあとソースで絡めながら柔らく煮るとか…。イギリスでアルデンテのスパゲティを出したら、「生煮え!」と怒られたというエピソードも発見しました。
私はヨーロッパの国へ行ったことがないのでわかりませんが、北米レベルでソフトなのかなぁ…。
本場イタリアでは色々な茹で加減が存在
ではパスタの本場イタリアではどうなのでしょうか。ブログや掲示板などで見つけたコメントをご紹介します。
・パスタは、かなり固めに茹でるレストランが多いです(南イタリア在住)
・僕は日本とたいした違いは感じませんでした(旅行者)
・店によって色々な柔らかさがある(イタリア人)
日本のラーメンのように、柔らかめからハリガネまで存在するようですね!
「スパゲティ=アルデンテ」は常識ではなかった
日本ではアルデンテが人気ですが、北米やイタリア以外のヨーロッパではクタクタ麺がメジャーということが分かりました。そしてイタリアでは色々な茹で方が認められています。
皆さんは、どんな茹で加減がお好みですか?私は、ラーメンはバリカタ!パスタはアルデンテと決めています!!
カナダ留学中に、外国人のお友達にスパゲティをアルデンテで出すと、「火が通っていない」と思われるかもしれないので注意してくださいね><