海外で生活をしていると話すと、初対面の人によく言われる一言です。しかし現実は全く正反対で、昔から英語は大嫌いでした。
学生時代は「日本に住んでいるんだから英語なんていらんw」というありがちな考えで、英語科目は放棄していました。30点以上を取った最新の記憶は中2の時です。
22歳のとき、突然「海外生活」を思い立ち、英語が苦手なのをすっかり忘れて意気揚々と旅立ちます。
TOEIC250点という最低レベルでスタートした海外生活ですが、1年後には900点以上を連発できるくらいの英語力になっていました。
私が実践した、超初心者スタートでも英語力が上がる海外での勉強方法をご紹介します。
タップできる目次
超初心者でも海外に行けば英語が話せるようになる?
英語初心者で語学留学やワーキングホリデーをする場合、ただ海外生活をするだけでは英語力は上がりません。全く英語ができないまま帰国する日本人は本当に多い。
私自身、超初心者での語学留学だったため、カナダでリアルな言葉の壁に直面。心が折れながら猛勉強してなんとか海外生活ができるレベルになりました。
超初心者が語学留学やワーキングホリデーで英語力アップを実現するためには努力が必須です!
英語力が上がる語学留学の過ごし方① 文法・単語の勉強は必須
まず集中して勉強しておきたいのが文法と英単語です。
基本的な英会話は中学校レベルの文法で十分コミュニケーションがとれると言われています。
日本人は中学や高校の授業で文法や単語を叩き込まれるため、普通の学生生活を送っていた人なら、ちょっとした会話なら問題ないでしょう。しかし、英語が完全に初心者の人にはこれが大変重要。
海外にいるので現地の人との交流は欠かせません。しかし、文法を学ばず交流ばかりしていると、間違えた英語をそのまま覚えてしまうことも。大切な場面で失礼な表現を使ってしまうかもしれません。
また、大人になってから別言語を習得する場合、法則を理解する力が既に完成しているので、文法や単語から入るの効率が良いとされています。
そのため初心者はまず文法の勉強に注力することが英語力アップの近道です。
英文法は独学がおすすめ
文法の勉強で重要なのは、学校でみんなと一緒に学ぶのではなく一人で勉強するということ。
語学学校では文法をしっかり教えてくれるのですが、クラス10名~20名に対して先生は一人。しかもいろいろな国の人が集まっているので、苦手な文法も様々です。
自国の文法で表現できるものだと楽だし、そうでないと理解するまで時間がかかります。実際に、それはもうわかったからいいのに。この文法が不安だからこっちを勉強したい。と思うことがよくありました。
そんな時、自分のわかっていないところだけじっくりと勉強できる、一人勉強が近道になります。
独学では理解できないところを先生に聞くという方法が効率的です。語学学校ではノートを取るよりも、とにかく発言力を上げることにフォーカスしましょう!
多読で語彙力UP!洋書を読む
多読は語彙力UPに絶大な効果を発揮します。洋書の中に何度も繰り返し登場する単語は自然に頭に残りやすく、文法を学ばずとも言葉としてどんどん吸収していくのが実感できるはず。
私は現地の図書館に日本のマンガ(英訳されたもの)があるのでよく読んでいました。カジュアルな口語表現を知ることができます。日本で読んだことがあるマンガだと、ストーリーもわかっていて読みやすいです。
子供向けの本や、マンガで慣れたら本格的な洋書にチャレンジしてみてください。ゆっくり読む時間が惜しい人は、毎日短時間で良いのでウェブニュースを読むのもおすすめです。
英語力が上がる語学留学の過ごし方② 日本語の使用を禁止
海外での英語勉強の最大のメリットは、英語環境で勉強できることです。
そのため、そこで日本語を使用してしまうと、その最大メリットをぶち壊すことになりかねません。高いお金とリスクをかけて渡航した全てが無駄になってしまいます。
海外での英語学習では、母国語の排除が大変重要となります。
日本人相手でも日本語を話さない
英語ができない状態で海外に行くと、頼れる日本人の友達がほしくて仕方ない。しかし、それでは快適な日本語環境に浸かることが目に見えています。
日本人を完全に避けるべきとは思いませんが、せめて他の国の人が属しているグループにいること。二人だけで遊ぶ場合もなるべく英語で会話してくれる友人を探すのがオススメです。
参考書は英語で書かれたものにする
英文法の参考書は英語で書かれたものを使うようにしました。
最初は大変ですが慣れてくると、英語で書かれたの参考書のほうが意味が直感的に入ってくるようになります。日本語の説明ではわかりにくい表現も英語で説明されるとわかってしまう不思議。辞書も和英英和ではなく、英英辞典を使うのがおすすめです。
特に初心者から英語学習をスタートする人にとっては、日本語→英語と訳すよりも英語をそのまま英語として学ぶ方が頭に入りやすいはず。
私が長い間お世話になった参考書はこちらです↓
SNSも英語で挑戦
最近ではTwitterやFacebookなどSNSは世界中どこでも使える大切な情報ツール。
これらを完全に使わないようにする必要はありませんが、せっかく海外にいるなら英語で挑戦してみてはいかがでしょうか。
語学留学・ワーホリ中の情報収集にSNSを使いたい人はインプットだけ日本語OKにして、アウトプットは英語で頑張ってみるのも良いかもしれません。
英語力が上がる語学留学の過ごし方③ 現地の人と積極的に交流する
せっかく海外で勉強するなら、ぜひ現地の人とも交流したいですね!
生きた英語を学ぶためには、図書館や学校にこもるだけではなく外へ飛び出すことが重要です。
海外生活では色々な方法で現地の人や日本人以外の留学生と交流することができます。
ホームステイやシェアハウスで交流
ホームステイをする人は、ホストファミリーに積極的に話しかけて学校で習った英語を実際に使ってみましょう。
シェアハウスは現地の人と仲良くなる絶好のチャンスです!ルームメイトと料理をしたり、一緒にお出するのも良いですね。
この時、大切なのは「積極的に」という部分。話しかけられるのを待つだけではなく、なんでも良いので自分から話しかけることが大切です。
学校やコミュニティのイベントを活用
カナダの大学のサークルでは、その大学の学生ではなくても参加できるものが多くあります。
仲良くなれば、クラブ活動とは別に外で一緒に遊ぶことも。ネイティブスピーカーの友達を作るチャンスですね。
住んでいる地域のコミュニティー掲示板で趣味の仲間を募集していることがあります。プログラミングや、ヨガ、絵画など共通の趣味の友達ができるのでぜひ探してみてください。
ボランティア活動に参加してみる
カナダでは、ボランティア活動も履歴書に書くことができるので学生はみなボランティアに熱心。色んな場所でボランティアを募集しているので、語学留学生でも簡単に職業体験が可能です。
ボランティア活動を通じて、現地の人と会話する機会が増えるのでお勧めですよ。チャリティー系の活動もボランティアをよく募集しています。
さらに、カナダの仕事探しではボランティア経験も履歴書に書くことができます。ワーホリの人や、将来的にカナダで仕事をしたい人はボランティア活動をしておいて損はないでしょう。
英語力が上がる語学留学の過ごし方④ 付き合う友達を選ぶ
冷たいようですが、自分と明らかに目的が異なる人とは距離を置くことも大切です。
一概に語学留学やワーホリといっても目的は様々です。英語を学びたい人もいれば、休暇に海外で遊びたいという人もいるのです。どちらが良くてどちらが悪いとかではなく、根本的な目的が違う場合は割り切るべきということ。
特に英語の勉強をスタートした初期段階では、同じ目標の友達とともに努力することでモチベーションアップを狙えます。
少なくとも英語が十分にできるようになるまでは、遊びたい目的の人とはなるべく距離を置くようにすることをお勧めします。
まとめ:英語力UPはどんな海外生活をおくるか次第
今回ご紹介した内容は、1年間でTOEIC250→900点超になるまでに、最も影響を受けた部分です。
もちろん、日本にいるときから英語が得意ならそれに越したことはありません。英語力ゼロでカナダ語学留学へ行ったとき、日本にいる間にもっと英語を勉強しておけばよかったととても後悔しました。
それでも、英語ができないからといって海外生活を諦めるのはまだ早い。語学留学やワーキングホリデーでも英語力アップは可能です。
短期間で英語力を爆上げした頑張り屋もいれば、全く英語力が上がらないまま帰国する人もいます。英語力の伸びは、どんな海外生活をおくるかという点に全てがかかっています。
どんな海外生活を送るも人それぞれ。しかし、初心者だからこそ英語力の伸びを実感できるので、是非がんばる語学留学・ワーホリをおすすめしたいです。
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