
ブログ開設1周年を機に、ワードプレスのテーマを最近話題の「Diver」に変更しました。テーマとプラグインと相性が悪くレイアウトが崩れるなど、ブログ初心者はひどい目に合いました。やっと落ち着いたので使い勝手や変更の効果をレビューします。他に検討したWordPressテーマも記載。
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WordPressテーマ変更に至った経緯
以前は海外のサイト「iceble themes」が提供している有料テーマ「Chooko Pro」を利用していました。スタート時は無料版の「Chooko Lite」でしたが、すぐに有料版「Chooko Pro」を購入し1年ほど使用しましたが、色々と困ったことがありました。
デザイン固定でカスタマイズしにくい
元からデザインがきちんと出来ているテーマは、デザインのカスタマイズが大変しにくい。個性を出そうとして色々変更しても結局は最初のデザインが一番しっくりくるなんてことも…。
デザインやレイアウトを大きく変更しないことを前提としたテーマなのか、ワードプレスのダッシュボードから設定できるものが少なく、細かいカスタマイズはCSSで直書きしないといけません。
英語サイト用のデザインは日本語サイトに不向き
日本語サイト用に作られていないテーマを選ぶと、日本語のサイトを作ったときに見た目に違和感がでる場合があります。
実際にiceble themesでは、「英語だったら綺麗なのに、日本語だと微妙…」という個所がたくさんありました。こちらも調整するためにCSSで直書きしました。
使っている人が少ない
マイナーなWordPressテーマは人と被らないのが良いのですが、困ったときに調べても何も出てきません…。Simplicityなどの利用者が多いテーマのカスタマイズ方法を参考にしながら、自分で解決しないといけませんでした。
WordPress有料テーマの候補
テーマの変更を決めてから、どの有料テーマにするかとても悩みました。結局「Diver」に落ち着いたのですが、候補に挙げていたのは下記のWordPressテーマです。
ストーク(価格:10,800円)

物凄くたくさんのブロガーさんが使っています。あっちでもこっちでも見かけますが、人気があるということは、さぞ優秀なテーマなんでしょうね。初心者でも使いやすく、いじらなくても鮮麗されたデザイン。スマホ対応もしっかりされていて値段も手ごろです。実は、私もDiverとストークで最後まで悩みました。
ハミングバード(価格:7,980円)

ストーク同様、人気ブロガーのJUNICHIさんとOPENCAGEが共同で作り上げたWordPressテーマ。こちらも人気でネットサーフィンしているとよく目につきます。ストークよりお求めやすい価格設定なぶん、機能は若干劣るようですが、おしゃれで低価格な有料テーマを探すならこれかなと思います。
SANGO(価格:10,800円)

WordPressテーマ変更のきっかけをくれたのが、SANGOでした。とにかくデザインが可愛い!ゴチャゴチャ感がなくシンプルにすっきりと収まっています。機能面も十分です。
SANGOのデモサイトは写真ではなくイラストメインで作られています。そのため、写真を入れたり、色々デザインをいじったりすると、せっかく元から可愛いデザインが違うものになってしまう気がして躊躇してしまいました。
ELEPHANT(39,800円)

見た目良し、機能良し、サポート万全のエレファント。ほぼ言うことなしのWordPressテーマですが、お高い!初心者でまだ全然稼げてないのにこの投資は勇気がいります。そもそも値段分使いこなせるかも不安なので、初心者には手が出しにくいテーマです。
Diver(17,980円)

Diverは比較的新しいWordPressテーマです。まだこのテーマを使っている人はあまり見ませんが、最新版のランキングに入っていたり、ストークから乗り換える人がいたりと、期待値の高いテーマです。デモサイトはカッコいい系ですが、カスタマイズ性が高く簡単に可愛い系にすることも可能です。スマホ対応・SEO対策はもちろん、永久サポートもついているので初心者にピッタリです。
ワードプレステーマ変更で大変だったこと
ブログ開設から1年以上経過しており、デザイン・レイアウト面でもカスタマイズしまくっていたため、変更に際して色々な問題が発生しました。
相性の悪いプラグインが邪魔をする
比較的新しいWordPressテーマのDiverは、入れているプラグインによっては相性が悪く、上手く作動しないことがあるようです。
実際に私のブログでも、テーマを変更しただけではレイアウトが崩れて大変なことになってしまいました。どのプラグインが影響しているのかわからず、1つずつOn Offを繰り返して確認。結果、「AdSense Manager」のプラグインが邪魔をしていることが判明しOffにしました。
不要プラグインの見直し
必要な機能はほとんど標準装備しているDiver。変更前に入れているプラグインと機能がかぶっていることがあるので、一つ一つのプラグインが本当に必要かどうか確認している作業が必要です。
私の場合30個以上入れていたプラグインのうち13個をOffにすることができました。
CSSの修正
テーマをいじらずにそのまま使っている人は不要ですが、変更前のテーマのCSSを書き換えている人もいるかと思います。その場合、追加した記述がDiverでも必要かどうか確認する作業が必要になります。
私も細かいデザインや入力補助などをカスタムCSSに書き込んでいたので、新しいWordPressテーマで不要なものを削除しました。
ロゴやヘッダー画像の修正
テーマを変更しレイアウトも変わると、ロゴやヘッダーのサイズの見直しが必要です。
今まで、正方形のロゴを使用していましたが、Diverのレイアウトに合わせて、横長のロゴを用意しました。また、ブログのキャッチコピーが顔写真と被るので、ヘッダー画像も変更しました。
AMP有効のチェックを入れる
Diverの魅力の一つにAMPに対応しているという点があります。AMPを有効にするとモバイルでの表示速度が物凄く高速化されますが、編集画面を開いて記事一つずつに「有効にする」チェックを入れるのはとても時間がかかりました。単純作業なだけに大変めんどくさいです。
Diverの使い勝手
口コミを確認し吟味した新WordPressテーマ。使い始めて3か月、実感している良い所・悪い所をレビューします。
良い所①デザインの変更が簡単
サイトの色やデザインの変更がとにかく簡単です。ファイルに直接CSS記述することなく、全てダッシュボードから設定できます。
それでも細かく言えば、多少はカスタムCSSに書き込まないといけない箇所もありますが、既存のデザインで文句が無い人は何もしなくても大丈夫だと思います。
良い所②プラグインが不要
前回のテーマではたくさんプラグインを入れる必要がありましたが、Diverでは必要なものはほとんど組み込まれているので、プラグインを入れなくても簡単に各種設定が可能になっています。
プラグインの更新によるレイアウト崩れの心配がないのが良いです。
良い所③AMP対応している
たくさんあるWordPressテーマの中でも、プラグイン無しでAMPに対応しているもの少ない。Diverでは、記事にチェックを入れるだけで簡単に綺麗なAMPページを生成できます。
AMPページはSEOに強く、実際に私の記事の多くのページはAMPで上位表示されています。
悪い所①バージョン更新が多い
Diverは比較的新しいWordPressテーマなので、更新頻度が多いです。今のところ時間がたてば綺麗に表示されていますが、更新直後はレイアウトが崩れることが多々あり心臓に悪いです…。
バージョン更新の度に使いやすくなっているものの、更新頻度が落ち着くまでまだかかりそうです。
初心者視点:WordPressテーマを「Diver」にした感想
システム面での修正箇所が多く大変
私の場合、最初に使っていたWordPressテーマにかなりカスタマイズを施していたため、新しいテーマにしたときに修正箇所が多く大変。次回のテーマ変更のためにも、ファイルやプラグインはあまり触らないようにしようと思いました。
ちゃんとしたブログに見える
Diverに変更してから、ブログの視認性がUPしています。内部リンクも充実しており、回遊性も上昇し、中身はともかく、見た目だけはプロフェッショナルになりました!
DiverのDEMOサイトはカッコいい系のデザインですが、簡単な変更で可愛い系にできたので満足しています!正直、ブログを書くことよりもカスタマイズすることの方が好きなので、WordPressテーマ変更はとても楽しかったです。
不満な個所はほぼ無し
前のテーマの時は、直したい個所がたくさんありましたが、Diverにしてからは直したい個所がほとんどありません。そのため、カスタムCCSやファイルの子テーマも綺麗なまま、ほとんど触っていません。
17980円は初心者ブロガーの私にとってあまり安い出費とは言えませんが、分割払いにできたし、PVも上昇しているので今のところ大満足です。
テーマ変更前後のPVや収益の変化は下記の記事で公開しています。