在学中の留学や企業留学と違い、退職してから行く語学留学やワーキングホリデーは不安がありますよね。しかし海外生活をがっつりエンジョイするなら退職してからの渡航がオススメ。退職してから語学留学・ワーホリのメリット1番はこれ。
※この記事は2016/02/25に作成した記事を2018/01/22にリライトした内容です。
タップできる目次
社会人で語学留学やワーホリをするのはどんな人?
- 交換留学の大学生、休学中の大学生
- 仕事で来ている人(企業留学・海外研修)
- 自費渡航の社会人
この他にもいろいろありますが、大きくわけるとこの3パターンです。それでは各パターンの特徴を見ていきましょう。
大学生の語学留学・ワーホリは誘惑に注意
「大学生は日本に戻れば新卒で就職できるし、留学事態も経験としてプラスになるからうらやましい!」と思います。本人たちも自覚しているのか、全く勉強せずに遊んでいる人も多いのも現実です。(確かに自分が学生だったら、きっと遊びまくっています笑)
もちろん、毎日遅くまで勉強している素晴らしい学生もたくさんいます。授業が終わってもずっと図書館で勉強していた友人がいました。彼は、夢をかなえて今は日本でパイロットです!すごい。
大学生は、同じ日本人大学生とつるみ、英語の勉強をそっちのけでクラブへ入り浸ったり、遊んだりする人も少なくありません。「卒業さえすれば大丈夫」との甘えても大丈夫な環境が誘惑してきます。
企業留学(研修)の人は忙しい
日本は海外研修を行っている企業も多いですね。期間は3か月くらいの短期から1年以上の長期まで様々です。深夜まで企業の課題(仕事)に追われている人が多く、とても忙しそう。
学費も住居もすべて会社が支払い、給料までもらえるのは素晴らしいですが、立地やホストファミリーについて文句があっても、まずは会社に報告する必要があり、自分の判断で引っ越しができないと嘆いている人もいました。
帰国したときに自分の場所がある安心感はありますが、企業留学がゆえのプレッシャーも物凄いと聞きます。派手な行動を慎む必要があり、自由度は下がります。
退職して社会人留学のリスク
大学生ワーホリや企業留学の人に比べてリスクが高く、メリットが少ない気がする社会人ワーホリ&語学留学。
確かに、帰国後の就職のことがワーホリ中はずっと脳内をちらつくことになるでしょう。しかし本気で海外生活に憧れる人にとって、実は一番良い選択しかもしれません。
社会人留学・ワーホリ一番のメリットは高い自由度
いつかは日本に戻らなくてはいけない、大学生や企業留学の人との大きな違いがその自由度です。
ホームステイにするのか、シェアハウスにするのか。語学学校に行くのか専門学校に行くのか。アルバイトをするのか、旅行をするのか。学校や会社にコーディネートされた海外生活ではなく、本当に自分がやりたい海外生活をおくることができることが、社会人のワーホリ最大のメリットです。
ワーホリ後にどうするか、自分で選択できる
留学・ワーホリ中だけでなく、その後どんな道に進むのかすべてを自分で選択することが可能。
退職してワーホリすると選択肢が無限大
- 帰国後は別業界で再スタート
- 留学前に就職していた企業へ再就職
- 現地の大学へ入学する
- 現地で就職(起業)して、移住する
- 現地の人と結婚して、家族をもつ
- 遊びまくって人生を謳歌する
自分の将来を自分で開拓する
退職してから行く社会人ワーキングホリデー・語学留学で、先の人生がどうなるか。すべては「自分次第」なんです。
全く先が見えない人生に、自分でラインを引いていく気持ちよさがあります。その分悩んだりもするけど、努力がそのまま人生の糧になる。
私自身、退職してカナダへ渡航。ビザを切り替えながら結局3年間滞在し、最終的にカナダ人と結婚→移民することになりました。これは学生時代や企業留学ではありえなかったはずの未来です。
リスクも高いが、充実度ナンバーワンの海外滞在方法
私は大学付属の語学学校に通っていたので、日本の大学生や企業研修で通っている人と関わる機会がたくさんありました。
彼らが口をそろえて言うのは、「とにかく自由がない」ということでした。決まっているプランに沿って生活しないといけない留学方法に比べ、縛るものが何もない社会人留学・ワーホリはとても充実したものでした。
帰国後の就職などのリスクはあるものの、リスクあってこその自由な冒険なんだなと思います。