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海外で日本の食品や雑貨を買おうとすると、物凄い出費になってしまいます。毎日日本食を食べたいと思うけども、実はあまり気軽に手を出せません。カナダで買う日本食品を日本国内の価格と比べてみました。

海外でも日本食品・雑貨が手に入る

日本に帰国すると「日本食が懐かしいでしょ~!」と言われますが、実はカナダやアメリカでも、日本食が手に入ります。

バンクーバーやトロントなどの大都市では比較的簡単に手に入れることができます。ビクトリアやオタワなどの小さな都市でも、中国人や韓国人が経営する日本食マーケットがあるので、必要な日本食品や日本雑貨はある程度揃えることが可能です。

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カナダで日本食品が手に入る場所

カナダで日本食を手に入れる方法はいくつかありますが、よく利用されているのは下記3つ。

いつもの食品店

カナダ人が普段の食品を買いに行くグロッサリーストアです。大きなお店ならアジアンコーナーが設置されてあり、中国やタイ、インドの食品に紛れて日本食品が見つかります。あるのは醤油やうどん、サッポロ一番くらいです。海外販売用に最初から英語表記になっています。

日本食品店

海外滞在の日本人や、日本食を求めるカナダ人や中国人が訪れる食品店です。日本人オーナーによる日本食専門店もありますが、中国や韓国の食品と一緒になっている店の方が多いです。

最初から英語表記のパッケージになっている海外販売用の商品の他に、日本語パッケージに英文シールがくっついている輸入品もたくさんあります。

バンクーバー コンビニ屋、Fujiyaなど
ビクトリア Fujiya
トロント PAT、Sankoなど
オタワ T&T、Win Tai Market

通販やガレージセール

日本の商品を輸入して届けてくれる通信販売サービスがあります。商品の値段+送料がかかるので決して安いとは言えませんが、日本食品のお店がない僻地に住んでいる人が利用します。

カナダでは帰国や引っ越し予定の日本人によるガレージセールも頻繁に行われます。希望のものが見つかるかはわかりませんが、かなり割安で日本食品や雑貨を手に入れることができます。

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国内価格との比較一覧

カナダで購入可能な日本食品とその価格を一覧にしてみました。日本では安いはずの商品もカナダで買うと1.5~5倍の価格になっています。

物価が高く平均収入も上のカナダですが、この価格は高級品に分類されます。頻繁に買える値段ではありません。

品目

カナダ輸入価格

日本国内価格(目安)

醤油(キッコーマン) 5.50$ 300円
料理酒(1L) 13.00$ 250円
みりん(1L) 11.00$ 250円
マヨネーズ(キューピー) 8.00$ 160円
お好みソース(オタフク) 8.00$ 250円
中濃ソース(ブルドック) 7.00$ 200円
棒うどん 5.00$ 250円
即席ラーメン(マルちゃん正麺) 9.00$ 350円
日本米(2kg) 14.00$ 1000円
のんある梅酒 6.00$ 190円
納豆(3パック) 3.50$ 100円
絹豆腐 3.00$ 90円
枝豆(冷凍) 2.00$ 200円
雪見大福ミニ 9.00$ 330円
玄米茶ティーバッグ(伊藤園) 7.00$ 270円
ラムネ瓶 3.00$ 90円
ポッキー 2.50$ 100円
即席おかず(CookDo) 3.00$ 100円

※カナダ輸入価格はオタワT&T、日本国内価格はイオンを参考にしています。

海外の家庭で使わない・めずらしい食品が高い

英語とフランス語ラベルの醤油

醤油やうどん、豆腐、枝豆の価格が日本国内価格と比べてそんなに高くないのは、これらの商品はカナダでも頻繁に利用されているからだと思います。人気商品なので、普通のスーパーに英語パッケージの商品がたくさん並んでいます。

料理酒や清涼飲料水などは、重量があるので価格もかなり高めになっています。個人で輸入したくても重たいので運べる量も限られているだけに、この値段だと厳しいです…。

カナダ人買い物客のカゴを覗くと…

一緒に買い物に行ったカナダ人の友人の買い物カゴを覗いてみると…

最近は仕事で忙しくて家事ができないらしく、大量の即席ラーメンを購入していました。北米にもミスターヌードルという激安(30セント)の即席ラーメンはありますが、高くても日本のラーメンがいいらしいです。

モグモグという見たことがない飲み物をカゴに入れていました。見た目的には日本のものを装った中国の飲料っぽいですが、なんだかそそられる風貌です。300mlの小さなペットボトル6本で7ドル!小さいのに1本あたり100円くらいで割高…。

見た目が可愛いので、私も買ってしまいました。炭酸の無いメロンソーダにナタデココが入っていておいしい。

日本食品・雑貨はカナダでは高級品

カナダでも、多くの日本人が住んでいる都市なら日本食は比較的容易に手に入ります。しかし、価格は3倍以上を覚悟しておく必要がありそうです。

海外に住むと誰でも日本食品が恋しくなりますが、毎日日本食を求めると大変な出費になってしまいます。私は出来る限りカナダの普通の食品店で手に入る食材を使用して、手作りするように心がけています。(たこ焼き粉は使わずに、小麦粉+だし粉を使うなど…)

日本ではとても安く手に入るものも、海外では高級品。買い集めた日本食品は倉庫に大切にしまっておいて、ここぞというときに使います。

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