2ヶ月の赤ちゃんが一人で寝る!別室で寝かすトレーニング(Cry it out)の効果
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日本とカナダでは子育ての考え方にも違いがあります。その一つが赤ちゃんと添い寝をするか、ひとりで寝かすか。

「川の字で寝る」という言葉があるように、日本では親子は同室で並んで寝るのが一般的。3、4歳頃から子供部屋の検討を始める人が多いのではないでしょうか。

しかし、カナダやアメリカでは赤ちゃんを一人で寝かせるのが当たりまえ。新生児期から両親とは別の部屋で寝るようにトレーニングします。海外方式の「赤ちゃん一人寝作戦」を実行してみて感じたメリットなどをご紹介します。

この記事を読むとわかる
  • 赤ちゃんがひとりで寝るトレーニング方法
  • 別室で寝かすメリット&デメリット
  • 実際に、ひとりねんねを練習した結果
  • ひとりねんねを初めて1年後の様子

カナダやアメリカではCry it outでひとりネンネの練習をする

カナダやアメリカでは1歳までには夜一人で寝る習慣を作ります。赤ちゃんの頃からトレーニングを始めて、物心つく頃には一人で寝るのが当たり前になります。これから説明するCry it outという方法が一般的。

子どもの頃ディズニーの「ピーターパン」を見たとき、末っ子のマイケルが子供部屋で寝ているのを見て驚いたことを覚えています。そういえば洋画で子供が両親と一緒の部屋で寝る描写を見たことがありません。

アメリカの専門家によると、ネントレスタート時期として一番良いのは生後4か月~6か月頃。Cry it out についてはBabycenterというサイト(英語)に詳しく書かれていますが、要するに赤ちゃんを別室で寝かせ、泣いてもすぐに部屋に見に行かないトレーニング方法です。

赤ちゃん別室を始めたきっかけ

我が家の場合、新生児期は大人用ベッドにベビーベッドを並べて同室で寝ていました。母子は同室で寝るのが当たり前だと思っていたので、別室にするのはまだまだ先だと思ったからです。

しかし、先輩ママさん達と交流することが増えると、「早めに別室にした方がいい」という声を聞くようになりました。日本ではあまり一般的ではないやり方なので不安もありましたが、それがこの国のやり方ならと始めてみました。

赤ちゃんがひとりで寝るトレーニング手順

色々な方法があるようですが、結局一番効果があったのは下記のトレーニング方法です。

ネントレ前に確認しておくこと

  • 赤ちゃんの月齢に適した正しい布団を使っている
  • ベビーベッドに危険がない
  • 赤ちゃんが順調に成長しており、薬の服用をしていない
  • 昼間の生活リズムが整っている
  • (可能なら)ベビーモニターを設置している

    Cry it outトレーニング方法

    1. 寝室を適温にする(布団なしorスリーパーのみ)
    2. 電気を消して授乳する
    3. ベビーベッドに寝かす
    4. 軽くトントンしてから部屋を出る
    5. 5分後、まだ泣いていたら部屋に行ってトントンを30秒
    6. 静かに部屋を出る
    7. ⑤と⑥を繰り返す(徐々に待機時間を長くしていく)
    8. 静かになったら部屋へ行き、完全に寝たことを確認する
    ルール
    • ベッド内に物を置かない
    • 部屋の電気はつけない
    • 泣いていてもトントン30秒したら部屋を出る
    • 抱っこはしない
    • 待機時間は最大15分
    • 頻繁にモニターで監視する
    • 赤ちゃんの様子がおかしい場合は止める
    • 夜中に起きた場合も同じことを繰り返す
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        生後1か月半で別室にした結果

        新生児が終わった生後1か月過ぎに別室へ移動させました。最初の頃は心配でベビーモニターを手放せず起きていないのに何度も赤ちゃんの様子を見に行ったりしていました。

        ネントレを始めた生後2ヶ月頃、夜泣きがスタートした8か月頃、そして現在1歳の赤ちゃんのトレーニング成果をご紹介します。

        生後1か月~2ヶ月頃にネントレスタート!

        最初は苦戦した別室作戦ですが、2ヵ月過ぎにはすっかり習慣化。授乳後ベッドに寝かせると一人で寝るようになりました。寝かしつけにかかる時間は、授乳も含めて15分ほどです。

        まだ2ヶ月なので夜中にお腹が空いて起きることがありますが、そのたびに授乳してベッドに寝せるだけ。8時に就寝後3時間置きにおっぱいを欲しがりますが、 またすぐに寝るので深夜授乳の負担が少ないです。

        寝かしつけに時間がかからなくなり、深夜に起きても短時間で済むのでストレス激減。お昼寝も同じ要領であまり時間をかけずに寝ます。

        生後8か月。夜泣きが始まったら?

        これまで順調だったネントレですが、生後8か月頃の夜泣きスタートと同時に睡眠リズムが崩れ始めました。具体的には…

        • 授乳後も目がぱちくり。眠くなさそう
        • ベッドに寝せた瞬間に起きる
        • 部屋を出た瞬間に起きる
        • 寝返りをして起きる

        夜中に目を覚ますことはこれまでもありましたが、一度起きるとなかなか寝なくなってしまったのです。

        結局、生後2ヶ月頃に行っていたネントレを再開。お座りやつかまり立ちができるようになっていたので、座ったまま泣いていることもありました。再トレーニングには2週間弱かかりました。

        2ヶ月の頃とほとんど同じ方法にしましたが、成長して動く範囲が広くなったことでベビーベッドに頭をぶつける等、8か月でCry it outのトレーニングをする方が大変でした。

        追記:ひとりねんねスタートから約1年。1歳になった現在の様子

        1歳になったのでその後の様子について追記します。

        今では夜は100%一人で寝るようになりました。ベッドに寝かし部屋を出てからベビーモニターで監視していると、近くにある絵本を一人で読んでからそのままウトウトして寝入る様子が映っていました。

        たまに夜中に目を覚まして大泣きすることがありますが、10秒くらいで収まりまた眠りにつきます。起きても一人で寝られるようになりました。

        お昼寝はしっかりトレーニングをしていないので成功率60%くらいと高くないのですが、徐々に慣れてきています。

        赤ちゃんと別室で寝るデメリット

        夜ひとりで寝かせるにあたり、デメリットと呼べる気になることもあります。

        • ベビーモニターが必要
        • 赤ちゃん用の別室が必要
        • 授乳の度に移動しなければならない
        • 近所迷惑が心配

        自立心や自尊心がどうのこうの系の話は、研究者によって意見も異なり本当のことがよくわからないので、今回は母親が実際に感じたことをご紹介します。

        ベビーモニター設置が必須

        月齢の低い赤ちゃんは知らないうちにうつ伏せになっていたり、布団を頭までかぶっていたり、何らかの理由で呼吸ができなくなっている可能性もあります。そのため、ベビーモニターの設置が必須です。

        ベビーモニターがあれば、ベッドから起き上がらずに別室で寝ている赤ちゃんの様子を確認することができます。最近のベビーモニターは暗視機能も付いているので、電気をつける必要はありません。赤ちゃんの胸が上下していてきちんと呼吸していることもわかります。

        赤ちゃんが動くと教えてくれる機能や、赤ちゃんの心拍数が乱れると教えてくれる機能がついたモニターなど種類豊富。安全性を考えてきちんとした製品の購入をおすすめしますが、設置にお金がかかります。

        授乳の度に移動が必要

        別室にする前は、夜中に何回も移動するのは面倒かもしれないと予想していました。

        しかし実際のところ、おむつを替え・授乳・ゲップのために同室でも結局起き上がる必要があります。隣の部屋に移動するくらいなら大した手間ではありません。添い乳ができないことも心配の一つでしたが、別室だとすぐに寝てくれるので添い乳自体が必要ありませんでした。

        ただし、赤ちゃんは寝てるけど少し様子を見たいだけの時など、わざわざ移動するのが億劫なときはあるので別室のデメリットと言えます。

        赤ちゃん用の部屋が必要

        赤ちゃん別室にするために、部屋を一つ空けないといけません。日本の家は欧米ほど部屋数も多くないので、赤ちゃん部屋を準備するのは難しいかもしれません。

        こればかりはどうしようもないので、場所は無い場合は諦めて同室にするしかありませんね…。私はちょうど部屋が空いたタイミングで別室に踏み切りました。

        ご近所迷惑が心配

        トレーニング期間は長くても2週間ほどですが、赤ちゃんは必ず泣きます。

        欧米では赤ちゃん別室は当たり前のやり方なので、みんな理解があります。泣き声が聞こえてきても「練習中なんだな」くらいで済みます。赤ちゃんの声どころか、深夜にパーティーの大騒ぎや映画の大音量が聞こえてくることも。カナダ人やアメリカ人は騒音に関してはかなり鈍感です。

        騒音に厳しい日本では周囲の理解を得るのは難しいことも。特に集合住宅に住んでいる人は注意が必要です。

        個人的には赤ちゃんは当然泣くものだし、短期間ならお互い様だと思いますけどね…。

        赤ちゃんと別部屋で寝るメリット

        赤ちゃんとお母さん(お父さん)が夜に別の部屋で寝るメリットはとてもたくさんあります。今回、試してみて体感したメリットはこちら。

        • 負担が減る
        • 自由時間が増える
        • 赤ちゃんが良く寝る
        • 赤ちゃんにとって快適な寝室を作ることができる

        負担が減る・自由時間が増える

        一番おおきなメリットがこちら。夜の寝かしつけに時間がかからなくなるので、そのぶん家事や趣味などをする時間増えます。私は赤ちゃんがいるとなかなかできない家事やブログの時間に当てています。

        時間的に解放されるのはもちろん、精神的にもすごく楽になりました。育児で辛いことの一つである寝かしつけ。よくあるのが、ずっと抱っこしっぱなし・ベッドに置いた瞬間に起きるということの繰り返し…。一人で寝てくれるようになってから、このストレスから完全に解放されました。

        赤ちゃんがよく寝る

        赤ちゃんは少しの物音で目を覚ましてしまいます。両親と同室で寝ているといびき、歯ぎしり、寝返りや夜トイレに行く音などで起きてしまうことも。

        まだ夜中の授乳が必要な月齢なので、朝までぐっすり…とはいきませんが、起きる頻度はかなり少なくなりました。

        海外の研究によると、一人寝の赤ちゃんの方が添い寝の赤ちゃんよりも良く寝ているという結果が出ているそうです。

        子供部屋を快適な状態に保てる

        子供部屋を作ってから、ヒーター、加湿器、おむつ替えマットなど赤ちゃんに必要なものを買いそろえました。同じ寝室だとスペースの問題で置けないものも置けるようになります。

        私は猫を1匹飼っています。そのため赤ちゃんが寝ている寝室のドアを閉めたい…。猫も私のベッドで一緒に寝るので母子同室の時は寝室のドアを開けておかないといけませんでした。

        赤ちゃんを一人部屋にしたら、子供部屋のドアを閉めることができるので猫によるイタズラの心配がなくなりました。

        赤ちゃん別室で大人もリラックスできる

        ひとりで寝る作戦を実行する前は、寝るまで抱っこ(1時間)→ベッドに置いた瞬間起きるという繰り返しで精神的にかなり参っていました。赤ちゃんが寝ている間ですら気を使って熟睡もできません。

        別室にしてから数日は心配でしかたありませんでしたが、すっかり定着して今では安心して寝かしています。

        むしろ起きている昼間の方が大変で、夜は本を読んだりゲームをしたり、リラックスできる大切な時間になりました。こういう息抜きできる瞬間があるから毎日の子育てにも余裕ができてきます。

        「赤ちゃんを一人で寝かすなんてかわいそう!」と思う人もいます、私も最初はそうでした。しかし実際にCry it outを成功させて思うことは、親が精神的に安定することは赤ちゃんの快適・幸福につながるということ。

        子育てには世界中で色々なやり方があります。日本ではまだ珍しいですが、欧米のCry it outを取り入れるのも悪くないですよ。

         

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