新しいタイプの抱っこ紐!BABY&Meのヒップシートキャリア使ってみた。メリット&デメリットとレビュー
スポンサーリンク

赤ちゃんとお出かけするときの必須アイテム「ベビーキャリア」。最近はヒップシートキャリアという新しいタイプの抱っこ紐が注目されています。

BABY & Me(ベビーアンドミー)のヒップシートキャリアを使ってみたので良い点や悪い点をママ目線でご紹介します。

BABY & Me ヒップシートキャリアの特徴

ヒップシートキャリアとは発泡スチロールの台座がついた抱っこ紐のこと。この台座に赤ちゃんを座らせるようにして抱っこします。腰で支えるので安定しやすく、体重が分散されるので長時間のお出かけでも疲れにくいと人気です。

たくさんあるメーカーの中でも BABY & Me (ベビーアンドミー) のヒップシートキャリアの特徴をご紹介します。

日本人向け製品

ヒップシートは海外製が多い中、 BABY & Me (ベビーアンドミー) は日本の企業。日本人の赤ちゃんやお母さんの体形に合わせて開発されているそうです。エルゴなど海外製の抱っこ紐は肩のあたりがごつく、装着するとガンダムのようになると不満の声を聴いたことがあります。

BABY & Me (ベビーアンドミー) は日本人のために作られた抱っこ紐なのでしっかりフィットします。赤ちゃんの股幅にも合うように設計されているので長時間座っても負担が少ないのもポイントです。

ヒップシートキャリアの中でも最軽量

ヒップシートキャリアの有名どころのPOGNAE(ポグネー)830gやPOLBAN(ポルバン)800gより軽くて
BABY & Me は720g!少しでも軽いほうがいいということが決め手で私は BABY & Me のヒップシートキャリアに決めました。

落ち着いた色・デザイン

カラフルで可愛い感じのPOGNAEと対照的に BABY & Me の製品は落ち着いた色とデザインになっています。私は派手なデザインのほうが好きなのですが、すごく悩んだ末 BABY & Me のLIGHTネイビーにしました。

しかし実際に使ってみると落ち着いた色でよかったと思います。カラフルデザインは可愛いですが、服と合わせると変になるし電車やバスで目立つのも気になります。

スポンサーリンク

ヒップシートキャリアのメリット

一般的なベビーキャリアと BABY & Me のヒップシートを比較して、良いところをご紹介します。

腰で支えるので肩が楽

腰と肩に体重が分散されるので長時間でも普通の抱っこ紐に比べて楽です。普通の抱っこだと肩こりがひどかったのですが、ヒップシートキャリアにしてから肩こりが気にならなくなりました。

乗り物の乗り降りがある場所や、ベビーカーフレンドリーじゃない場所に行くときはヒップシートキャリアが便利です。

赤ちゃんが楽そう

普通の抱っこ紐だと対面抱っこですが、 BABY & Me のヒップシートなら外向き抱っこが可能。うちの子は外を見ながらお出かけするのが大好きで外向き抱っこするととても楽しそう。

ベビーカーや普通の抱っこではぐずる時も外向き抱っこにしたとたんに嘘みたいにご機嫌になります。
座る形になるので密着しすぎずに足のあたりが楽です。機嫌が良いときはいつも足をバタバタさせています。

さらに、キャリア部分にファスナーがついていて、開けるとメッシュになります。暑い日でも赤ちゃんは快適にお散歩できるのもうれしいポイントです。

ちょっとの抱っこに使える

ヒップシートキャリアは分解してヒップシートの部分だけでも使えます。こちらは手で支えておく必要があるので外では使いにくいですが、室内では大活躍しています。

抱っこを要求されたときや、ちょっとだけ抱っこしたいときにさっとつけて使えます。片手が空くのでお湯を沸かしたり、離乳食を温めたりくらいなら可能です。

キャリアパーツを使えば普通のベビーキャリアになる

外のブランドのヒップシートキャリアと異なり、 BABY & Me はキャリアパーツも販売しています。このキャリアパーツが意外と優れもの。詳しくはブログの下のほうでご紹介しています。

スポンサーリンク

デメリット・改善点

ヒップシートはまだ登場して新しい製品。ベビーキャリアほど研究がされていないのか、まだまだ改善点が多くあるように感じました。実際に BABY & Me でも改善を施した「ONE-S」を最近発売しました。

私が持っているのは初代の「ONE-LIGHT」ですが、現時点でのデメリットと改善してほしい点を挙げてみます。

かさばる・邪魔になる

買わずともわかることですが、ヒップシートは普通のベビーキャリアより大きく結構邪魔です。ベビーカー下のバスケットにこれを入れるともう他の物は入りません。

付けているときは、ヒップシートのほうが赤ちゃんより分厚く飛び出しているので壁にぶつけたり、隙間にはまって通り抜けられなかったりすることがあります。

新幹線や飛行機など狭いところでは普通の抱っこ紐のほうが使いやすいです。

外すときにマジックテープがうるさい

キャリアの中で寝た赤ちゃんを布団におろすとき。ベルトを外そうとしたらマジックテープのバリバリ音で目を覚ましたということが何度かあります。

起こさないように赤ちゃんをおろすときは、おろした後に別室に行ってベルトを外さなければなりません。それが結構めんどくさい。

腰痛が気になる

腰と肩で支えるヒップシートキャリア。肩はすごく楽ですが腰に負担がかかります。腰痛持ちの人は要注意といえます。

私は二十歳頃から腰痛が気になっていますが、 BABY & Me のヒップシートの場合2時間ぶっ続けで抱っこしていると腰が痛くなります。座って休みながらの外出の場合は半日なら何とか・・・。

普通の抱っこ紐にも言えることですが、長時間使うのはお勧めしません。

おんぶの難易度が高い

公式サイトにはおんぶもできるというふうに書いてありますがかなり難易度が高い。

まず装着が大変。ヒップシートキャリアの場合は赤ちゃんと自分の間に隙間ができるので、前でつけて後ろに回す方法だと赤ちゃんが落下する可能性があります。ベッドやソファの段差を使って赤ちゃんを座らせてから背負う方法だと、ヒップシートがぐらつくので素早くしないと赤ちゃんが逃げ出してしまいます。

そして装着後もヒップシート上部が骨盤(背骨)に食い込んで痛い。肉で防御できるおなかと違い、背中は骨に直接グサッときます。体型にもよるかもしれませんが、私には無理でした。

追記:新登場の 「ONE-S」シリーズではEPPフォームの下部に衝撃を吸収するウレタンフォームを使用する事により、ママのお腹にやさしくフィットするよう改善されています。

キャリアパーツも購入してみた

ヒップシートと付け替えることで普通のベビーキャリアに変身する BABY & Me のキャリアパーツ。特定カラーだけ半額になっていたので購入してみました。本体(LIGHTネイビー)と別カラー(ロイヤルブルー)ですが問題なく装着できました。ヒップシート買ったけど普通の抱っこ紐も欲しいという人におすすめ。

おんぶが可能

ヒップシートでは難しかったおんぶ。キャリアパーツがあれば普通のベビーキャリアと同じく簡単にできました!密着度が高いので赤ちゃんもすぐに寝てくれます。

前方が空くので抱っこではやりにくかった家事も楽にできるようになりました。

コンパクトで外出用に◎

キャリアパーツだけなら畳めばコンパクトになります。ベビーカーと併用してのお出かけや、飛行機内など狭い場所で重宝します。親戚や友達の家に遊びに行くときなど、使うかも?というときにさっと持ちだせます。

ベビーキャリアだけの外出時はヒップシート、ベビーカーと併用または室内での使用はキャリアパーツとツイッターと使い分けています。

ヒップシートキャリアを買うべき?

ヒップシートが約20,000円。キャリアパーツが約8000円。3万円近くするので悩むお買い物です。

前向き抱っこができるという点、ベビーカー無しでのお出かけが楽という点で買ってよかったと思います。ただ、ヒップシートでは賄えない(特におんぶ)をしたい場合は、キャリアパーツを購入するか別のベビーキャリアが必要になります。

正直なところ、ベビーカーメインのお出かけが多い人は普通のベビーキャリアで十分ではないでしょうか。一方で、段差や人が多い場所へのお出かけなど、ベビーカーを使わない外出が多い人にはヒップシートキャリアは便利だと思います。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterで交流しよう

おすすめの記事