連載企画6回目は、大手製薬会社を退社してワーホリに出発した人の体験談をご紹介します。現地での仕事や、これからワーホリをする方へのアドバイスを教えていただきました。
こんにちは。管理人もえこです。当サイトをご覧いただきありがとうございます。
こちらのコーナーでは、実際に社会人でワーホリを体験した方の声をご紹介しています。ワーホリ討中の方のご参考になれば幸いです。
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大製薬会社を退職しワーホリへ
大手製薬会社でMR(営業)の仕事をしていました。県内の病院を5-6件担当し、毎日お医者さんに薬の宣伝に行くお仕事です。医療系のドラマで時々見たことがある人もいらっしゃるかもしれませんね。
大企業で働き、社会人としての業務経験を積む非常に良い機会になったと思っています。その反面、長時間労働や古いしきたりなどに縛られて働くのが窮屈に感じたこともあり、次第にワーキングホリデーを夢見るようになりました。
ニュージーランドでのお仕事
訪問ヘルパー
一番最初にしたのが、高齢者宅に伺って掃除洗濯などの家事を手伝う仕事です。あまり言葉が通じなくてもそれ程苦労することはなく、初めての仕事としては不安なくこなしました。海外のお宅をマジマジと拝見できるのも楽しかったです。年配の方は優しい方が多く、不慣れでも親切に接してくれてうれしかったです。
寿司屋の厨房
その後、日本人経営のお寿司屋さんで寿司を巻く仕事をしました。日本でMRとして働いていた時と違い、ストレスがなくお寿司を巻きながら周りを歩く人たちを眺めるのは新鮮でしたね。
ツアーガイドと通訳
英語に慣れてきてからは、日本人向けのツアーガイドと通訳の仕事をしました。もちろんこれまでにツアーガイドの経験などなく緊張の連続でしたが、現地のガイドさんが同行しているのでほとんど通訳に徹していました。
ワーホリ後も働ける仕事を探す
ニュージーランドに長期滞在を希望していたのでワーキングホリデー後も残りたいと思い、一番大きい都市オークランドでもっと長期の仕事を探すことにしました。
ずっと前から語学学校のカウンセラーさんをやってみたいなという思いがあり、出ていた求人広告にいくつか応募しましたが、面接で落ちるか返事が来ないという状態でした。常に求人が出ている訳ではないので、自分で履歴書を持って語学学校を歩き回りました。
大抵もうすでに担当者がいますというケースが多かったですが、運よくちょうど日本人スタッフを探していたという学校に巡り合い、後日面接→そして採用に。
初めてオフィスでの勤務となってこれまでにまして英語力が求められ、電話での受け答えなど上手くできなくて悔しい思いもたくさんしました。それでも業務に積極的にぶち当たって何とか経験も自信もつけることが出来ました。
ワーホリでは目的をしっかり持つことが成功のカギ
ワーホリで何をしたいのかということはある程度明確にしておく必要があると思います。時間はあっという間に過ぎていきますし、場合によっては資金がそれ程なく仕事を今にでもしないとやっていけない!という切迫した状況は避けたいですよね。
例えば語学力を向上させたいと言っても、住む町、学校によっては日本人だらけの所も。強い意志とあまり日本人さんが行かないところを選ぶのも手かもしれません。
まずは今できることをする
ワーホリでは自分が思っている通りに行かないことも多々あります。そのため臨機応変に対応することも必要になるでしょう。
例えば、「私は絶対にこの仕事がしたい~!他のことはしたくない~!」という方も多くいます。でも語学力などのハードルが高ければすぐには仕事に就けないことがあるのは当然。
お寿司屋さんで働いてもお金のやり取りや他のスタッフとのやりとりは英語になりますので(大抵色んな国の方が働いています)、スタートとしては最適なこともあるんです。そういったところで会う人とネットワークを築きながら次の仕事につながる有力情報をもらえることも少なくありません。
まずは何かを始めることで次へつながっていきますので、最初の仕事はあまり毛嫌いせずに挑戦してほしいと思います。
社会人ワーホリ体験談集では、実際に会社を退職してからワーキングホリデーに行った方の体験談を掲載しています。
出発前や滞在中のお仕事、帰国後の就職についてなど体験者それぞれの言葉で語ります。