
体験者がそれぞれの言葉で語るこちらのコーナー。第3弾は、退職前やワーホリ後の日本でのお仕事についてインタビュー形式でご紹介します。
こんにちは。管理人のもえこです。当サイトをご覧いただきありがとうございます。
実際の体験談をご紹介するこちらの連載企画も3話目。今回、体験談を話してくださったのは社員雇用を断り社会人でカナダ渡航を果たしたKさん(女性・28歳)。滞在中や帰国後のお仕事について教えていただきました。
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社会人ワーキングホリデーの前は飲料メーカー勤務
以前は派遣社員として飲料メーカーで働いていました。とても働きやすい職場で社員の話も出ていたのですが、海外長期滞在の夢を捨てきれませんでした。
契約終了のタイミングをきっかけに、社員雇用オファーを断り社会人でワーキングホリデーのためカナダに渡航しました。
カナダは日本雑貨店と日本食レストランで働く
現地で見つけたのは、日本食の食材・雑貨を売るお店でお寿司を作る仕事と、現地人の日本食レストランでキッチンヘルパー。
雑貨屋さんでの仕事は、ワーキングホリデーで来ている日本人が大半を占めていましたが、カナダ人も多かったため英語も話せて、右も左も分からない環境で第一歩を踏み出すにはいい環境でした。

レストランでの仕事は、英語が9割を占めていました。まかないやチップもあるので、お金を貯めるのにとてもいい環境です。同僚もよい人ばかりで、クリスマスパーティーや新年のパーティに呼んでもらい、楽しい経験ができました。
帰国後の事を考えてボランティアに挑戦
お仕事とは別に、日本語補習校で先生のボランティアをしていました。
将来は、日本の子どもたちに英語を教える仕事を考えていたので、このボランティアを通じて海外の子どもたちについて知ることができたと思います。
ワーキングホリデーから帰国後に英語を教える仕事
帰国後から現在まで、子どもに英語を教える仕事をしています。
子どもたちには、英語の文法や単語を教えるだけでなく、海外で経験したことを話しています。みんな海外に興味を持ってきているように感じてうれしいです。

仕事内容には満足しています。日本で「英語」と言うと、勉強や受験科目の位置付けが強いのは否めません。しかし彼らはこれから先のグローバル社会を生きていく必要があると思います。
海外に抵抗を持たず、国や人種を問題にすることなく、どんどん関わって言ってもらえるといいなと考えています。
ワーキングホリデーを経験した私が今できるのは、たくさんの子どもたちに英語に簡単に触れてもらえる環境を作り。そのために毎日、海外で体験したことを伝えています。
もっと早くワーキングホリデーをすれば良かった!

今でも後悔していることは、このワーキングホリデー制度について知るのが遅かったこと。
28歳で渡航した私はいわゆる「ギリホリ」(ワーホリの年齢制限ギリギリで渡航した人)。カナダの後に、他の国に行くのは難しかったので、早くに詳し知り使っていたら、もっともっと沢山海外で経験ができたんだろうなと思っています。本当に残念です。
働くことも、語学を勉強するために学校に通うことも、旅することも出来る素晴らしい制度です。私の友人には、毎年違う国でワーホリを続けている人もいるくらい(笑)。

海外に興味がある、海外で働いてみたい、英語を勉強したい、少しでも海外に興味があるのであれば、社会人の方でも、ワーキングホリデーを使って渡航してみてください。
帰国後の事を考えて、社会人でワーキングホリデーに出発したKさん。将来を担う子どもたちには英語の壁がない社会を生きてほしいと語ってくださいました。
こちらのコーナーでは、実際に会社を退職してからワーキングホリデーに行った方の体験談を掲載しています。
出発前や滞在中のお仕事、帰国後の就職についてなど体験者それぞれの言葉で語ります。