最近は日本でも外国人を見かけるようになってきて、カタカナの言葉も増えてきました。「カタカナに直すときに何故そーなった…。」と思う、カタカナ発音では絶対に伝わらない英語を体験談と一緒にご紹介します。
タップできる目次
カタカナ英語(外来語)が急増
近年、国内で頻繁に使う言葉の中に外来語が増えてきています。ビジネスでは、アジェンダ(agenda)、イニシアチブ(initiative)、エビデンス(evidence)、アグリーメント(agreement)、プロコン(pros and cons)など、英語が会議で使われる機会も多くなりました。
生活でも、ズボンのことをパンツ(pants)と言ったり、リンスがコンディショナー(conditioner)になったり、デニム、ヘアサロン、ルームシューズなど、英語がいたるところで使われています。
カタカナ英語の発音だと絶対伝わらない英語
英語をカタカナに直したのはいいものの、実際の発音と全く違うものも紛れ込んでいます。
当たり前のように使っているカタカナ英語なので、海外でも同じように使ったけど、発音が全然違っていて伝わらない。という体験を何度もしました。
発音注意個所が多いバニラ(Vanilla)
カナダ・ビクトリアのレストランで働いていた時、どうしても伝わらなかった唯一の単語。VとLは要注意個所ですが、そのほかに意外な個所の発音が間違っていました。
バニラはバネラと発音したら通じる
私はずっとVとLに注意して「ヴァニラ」と発音していたのですが、レストランで全然伝わらない‥‥。コース料理のデザートをバニラアイスかシャーベットから選んでもらうのに、バニラが通じなくて困っていました。
理由がわからず、発音矯正の先生に相談したところ、Vanillaの「i」の個所が変だと指摘されました。
母音の「い」を、「え」にして「ヴァネラ」と発音すると、驚き!今までの苦労が嘘みたいに通じるようになりました( ;∀;)
日本人が苦手な発音代表格のVやLではなく、母音のiに問題があったとは盲点でした・・・・!
全然違う発音の代表格!テーマ(theme)
映画のテーマ、絵画のテーマなど日本でもよくつかわれる言葉ですが、英語では「シーム」と、びっくりするほど違う発音になります。
ちなみに「シ」は、日本語の発音には存在しない th なので注意。下を軽くかんで「テ」と「シ」の間のような発音をします。
テーマはドイツ語由来だった
テーマとシームって発音全然ちがうやんけ…と思ったら、こちらはどうやらドイツ語(Thema)由来だそうです~。ドイツ語を聞いてみると確かにテーマに聞こえる…。それにしても紛らわしい。
ビュッフェはバッフェ(buffet)のほうが通じる
日本のホテルで働いていた時、外国人のお客様に部屋食とビュッフェ形式の朝食どちらが良いかを尋ねるときに、伝わらずに困りました。
英語ではバッフェ、フランス語はビュッフェに近い発音
試行錯誤の末、「バッフェ」というようにしたらあら不思議。簡単に伝わるようになりました(^^♪
調べてみたところ、ビュッフェはもともとフランス語で、日本ではフランス語に近い発音がメジャーになっているようです。英語では「バッフェ」「ブッフェ」と発音するほうが伝わります。
若者言葉のカオスはケイオス(chaos)と発音
最近、若者がよく使うカオス!ぐちゃぐちゃとか大混乱みたいな意味で使います。帰ってきたときに、散らかりまくった部屋を見て、「カオスや…。」と言います(笑)。
さて、英語でも意味自体は同じなのですが、問題は発音が全く違うこと。英語では「ケイオス」と発音します。ケオスでもOKですが、カオスではまず伝わりません…。
私が大好きなドラクエ10の中に、ケイオスブレードという武器があります。ずっと何のことだろうと思っていましたが、英語を勉強しだしてやっとケイオス=カオスだとわかりました(^^♪
英語以外の外来語やローマ字読みで混乱
なんとなく、カタカナ=英語だと思いがちですが、他の言語がカタカナ化しているものも紛れて混んでいます。フランス語など、ラテン語ベースの言語だと英語とスペルも発音も似ているので間違いやすいですね。
以上、カナダに行ったときになぜか通じずに困った「発音がちょっと違う単語」でした(‘ω’)ノ