【ワーホリ体験談Vol.4】帰国後の就職は語学力の証明が必要
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勤めている会社を退職してワーホリをするか悩んでいる方へ、実際に社会人でワーホリに行った方体験談をご紹介するコーナーです。

今回は、2016年の8月ニュージーランドでワーホリを終了して帰国したばかりの方のワーホリ体験談と帰国後の事をインタビュー形式でご紹介します。

ワーホリ前は靴の販売店勤務

大学卒業後から約5年間、靴の小売業で接客・商品の陳列や補充・オーダー作業など、店舗販売スタッフとして働いていました。店舗内では副店長に次ぐ責任ある立場でした。

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ニュージーランドの日本食レストランでウエイター

最初は6週間ホームステイをしながら語学学校に通いました。街に慣れたらシェアルームに移り、学校に通いながら空き時間にジャパニーズレストランでウェイターの仕事を始めました。

ワーホリ先として人気の高いオーストラリアやカナダでも同じだと思いますが、NZでも日本の会社が運営している総合サイトや、WEB掲示板を利用して住む場所や仕事を見つけることができます。とても便利ですね。

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お客様の9割は現地の方!接客はもちろん英語

もえこ
ジャパニーズレストランはワーホリで人気の職場の一つですよね。ということは、従業員のほとんどは日本人ですか?仕事で英語を使うこともありますか?

おっしゃる通り、仕事場のスタッフはほぼ全員日本人でした。

しかし、レストランのある場所は現地人の居住率が高く富裕層が多く住むエリアだったこともあり、お客様の90%は現地の方々で、接客では毎日英語を使うことができました。

高校や大学で学ぶ英語ではなく、生きた英語を身に着けることができたと思います。

帰国後は英語力の証明がポイント

就職活動当初は、貿易事務や海外とやり取りのある企業を希望したのですが、やはり自分の語学力が証明できずに、断られてしまいました。なかなか難しいですね。

もえこ
なるほど…。英語を使う仕事だと検定などの証明が必要になるんですね。喋ったら英語ができるかどうかわかりそうなのに。資格重視の日本らしいですね(笑)

その通りです。日本で英語を使う仕事に就くためには、どうしても自分の語学力を証明できる資格が必要。勉強時間確保のため、条件として土日休みで残業も少ない仕事をということで派遣会社に登録しました。そのため、現在の仕事は地元の会社の営業事務アシスタント。英語は全く使いません。

もえこ
まずは資格を取るために、派遣のお仕事からスタート。良いアイデアですね!やはり、資格が取れたら転職を考えているんですか?

実は先日やっとTOEICと英検をそれぞれ高レベルで取得でき、今まさに転職活動中です。次の会社では英語を使って仕事がしたいと思っています。  

社会人として自立してから海外に行きたかった

もえこ
社会人になってから海外に行くのはなかなか勇気がいりますよね。学生の頃に留学しようと思ったことはありますか?

高校の時から留学して海外で生活してみたい、英語を勉強したいという夢があったのですが、学生時代は資金がなく断念していました。

社会人になったものの、留学は資金の問題で難しいと思っていたころ、ワーホリの制度について知りました。ワーホリでは仕事も学校も両立して、なおかつ留学ほどの費用がかからないということでこれしかないと思いました。ワーホリは30歳という年齢制限もありますし、それまでに制度を利用したかったです。

結果として、学校は6か月通い、仕事もできて、行ってみたかった場所にも行けたので、とても満足しています。

もえこ
帰国後の体験談はとても興味深いです。ありがとうございました。最後に、社会人ワーキングホリデーを検討中の皆さんにアドバイスを頂けますか?

あまり明確な目標がなかったとしても、海外で出会ういろんな人たちから影響を受けられるので、ただ海外に行ってみたい!という人でも十分楽しめると思います。

しかし、資金はあるに越したことはありません。現地で稼ぐこともできますが、当然自由に使える時間が減ります。勉強や旅行、ほかのいろんな体験をしたいと思った時、金銭的な余裕があるのとないのとでは全く違います。選択肢が増えるんです。

お金があれば、語学学校へ通うだけではなく、現地の大学に進学もの道も選べます。もしかしたらワーホリの最後に世界を見て回ることも可能かもしれません。

これからワーホリに行きたい方は、できるだけ日本で貯蓄してから出国されるのをお勧めします。


ご覧いただきありがとうございました。

こちらのコーナーでは、実際に会社を退職してからワーキングホリデーに行った方の体験談を掲載しています。

出発前や滞在中のお仕事、帰国後の就職についてなど体験者それぞれの言葉で語ります。

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