1階は自力で作る!未完成で販売するカナダの新築住宅
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新築の家に招待されたけど1階が木材まるだしの空っぽでした…!寝室やバスルームも素人が自力で組み立てる、カナダ新築住宅の事情をご紹介します。

カナダの住宅は半分地下に埋まっている

玄関を入ると階段がある

日本の一軒家は2階建てが主流ですね。カナダも同様ですが、少し違うのは1階が半分地下にうまっているということ。冬場は-40度にもなる地域があるカナダでは、住宅下に通す配管が凍らないように、このような作りの住宅が多いんだとか。

玄関を入るとすぐに上下の階段があり、半地下の1階と、低い2階に分かれています。1階は地下ですが、ちゃんと窓もあるので明るさもしっかりあります。

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新築住宅は地下が未完成のまま販売される

地下だけど意外と明るい

ほとんどの住宅は2階にリビングルーム・キッチン・バスルーム・寝室など生活に必要な設備一式がそろっています。1階は木材がまるだしのままなので、しばらくは2階だけで生活をし、1階は物置として使います。

メリット①価格が安い

1階が未完成のまま販売されるので、そのぶん価格が安いそうです。そして、2階だけでも十分の広さがあり、大家族でない限り1階は不要かもしれません。もちろん全て完成した状態の新築を購入することもできますが、その分価格も高くあまり一般的ではないんだとか。

メリット②カスタマイズ自在

特殊なサイズのドアは要注文

間取りは建築の段階で決まっているのですが、ドアや壁、天井や電灯も好きなものを取り付けることができます。「この部屋の壁は何色にしようか?」と、考える楽しみがありますね。

もしも、ドアのサイズが特殊でホームセンターで見つからない場合は、オーダーメイドのドアを注文することになります。

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バスルームは運んで取り付け

カナダの住宅はバスルームが2~3つある家がほとんど。新築でも2階のバスルームは使える状態になっていますが、1階は自分で作ります。

バスタブや洗面台を運んで取り付け、壁・天井は防水のペンキを塗っていきます。水回りも素人が作るなんて、完璧主義の日本人には考えられませんね…。

「取り付けが部十分で雨が浸水したり、配管が水漏れする心配は?」という問いに対しては、「壊れたらまた直すから別にいい。」だそうです。お気楽なカナダ人気質ならでは…? 素人での作業がどうしても難しいところは、業者を呼んで行う箇所もあります。

新築を購入しても、完成までは長い

パティオがお気に入りの場所

週末や大型連休を利用して、1つの家をゆっくり作っていきます。購入後、しばらく放置して、気が向いたら整備や増築を繰り返し、完成まで何年もかける場合もあるんだとか。週末も仕事に追われる、忙しい日本人には絶対に無理な気がします。

夫実家は1階の寝室×2、物置、レクレーションルーム、バスルームの他に、外のパティオも自分たちでつくっていました!寒さの厳しい冬場は雪に埋もれていますが、夏になると大活躍します♪ ブランコやテント、バーベキューセットを出せば、自宅でキャンプができますね。パティオで楽しむビールは格別です!!

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