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カナダは英語とフランス語が公用語。 日用品や食品など、あらゆるものが2か国語表記!これを活用しない手はないと、カナダでのフランス語の習得をはじめたときの話をします

バイリンガルの彼氏

当時付き合っていた彼氏は英語フランス語バイリンガルだった。オンタリオの小さな町の出身で、家族はもちろん町の人全員が英語もフランス語もペラペラという不思議な町。家族と電話で話すとき、最初は英語だったのに急にフランス語に。そしてまた英語にもどったりと、器用だなあと感心していた。そんな中、彼の長期海外出張が決まったのは、付き合い始めてわずか3か月後のことだった。

花嫁修業のフランス語学習

普通なら、付き合い始めたばかりの彼氏の出張を泣いて悲しむのかもしれない。でも私はちがった。

彼が留守にしている間にフランス語をマスターし、彼を驚かそう!そして、フランス語も英語も日本語もペラペラの未来の花嫁として彼の家族に紹介してもらおう!

まだ付き合って3か月というのに、私の頭の中は、花畑に囲まれた大きな家の前でほほ笑む国際結婚カップルの絵がいっぱいに広がっていた。

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フランス語の先生探し

持ち前の行動力で、翌日さっそくテキストを購入し勉強開始!しかし、まったくわかっている気がしない・・・。

独学では無理だとあきらめ、チューター(家庭教師)を探すことに。お金はかかるけども、自分の輝ける将来のためなら高くないと思った。

「どんな先生がいいだろう」

フランス語はもちろんペラペラでなければ困る。あ、カナダのフランス語はなまってるから本場のフランス語がいいなあ。英語でフランス語を勉強すれば英語の練習にもなるかな。でも、念のため日本語も話せる人がいい。それに、チューターだから、絶対に女性でなくては。。。お小遣い稼ぎの学生ではなく先生の経験があるひとがいいなあ。

フランス語と、英語と、日本語が堪能な、プロのチューターの女性。しかも、カナダのフランス語ではなく本場のフランス語を勉強したい。私の中で、理想のチューター像ができあがり、早速すべての条件をビクトリアの地方掲示板に書き込んだ。しかしここは、BC州のビクトリア。フランス人どころか、フレンチカナディアンすら見たことがない。待てど暮らせど、返信はこない。

書き込みから2週間ほどたち、飽きっぽい私がフランス語の独学に飽きてきた頃、一通のメールが。

プロのチューターをしています。よければ体験レッスンしませんか? エミリー

と、日本語のメールが!エミリーと言う名前はきっとカナダ人だ!わくわくしながら、10秒で返信のメールを打ち込んだ。

カナダでフランス語を学ぶ

約束の日、カフェに現れたエミリーは、フランスの大学に留学し8年間フランスに住んだ後、日本の大学で1年間日本語を学んだアメリカ人。そして、カナダへ来て、現在はビクトリアで翻訳・通訳の仕事をしているとか。日本にいたのは1年だけと聞いたが、エミリーの日本語は完璧だった。日本人の私が知らない日本語をたくさん知っていて、何度も恥ずかしい思いをした。

こうして、カナダで日本語ペラペラのアメリカ人からフランス語を学ぶという、とても不思議な学習がスタートした。週に1度、英語で説明をうけながらフランス語を勉強した。わからないところは日本語で質問したりもした。
カナダのフランス語と言い方が違うところとか、フランスの文化もたくさん教えてくれた。

フランス語と英語の文法は似ており、訳すときにフランス語→日本語よりも、フランス語→英語の方がわかりやすい。英語で別言語を学んでいるので、英語がとても頼りになる。まるで自分の母国語が英語で、第二言語のフランス語を勉強しているようだった。

国際結婚、そして日本に帰国後

こうして、フランス語の勉強をはじめて数年たつ。カナダを去り、エミリーと言う強い味方を失った私は、もうすっかりフランス語を話せない。

期待していた、彼(今の旦那)の家族との会話も、全部英語だけでまかり通る。(全員バイリンガルなのだから当然・・・)

文章はなんとなくで読めるくらいにはなったが、目標だったペラペラまではほど多い。お金の無駄遣いだったような気もするが、とても貴重な経験になったと思うことにする。

日本に住む今、カフェの名前やお菓子の名前でフランス語をみつけると、この頃を思い出す。

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