欧米では割り勘がない?海外ではデート費用を彼氏が負担するは本当?
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欧米カップルや国際恋愛カップルは男女どちらがデート代を負担することが多いのでしょうか。

にゃん
男女平等化、LGBTQへの理解が進む海外諸国では、デート代も割り勘がほとんどなんじゃない?

もえ
そう思うでしょ。それが、そうでもないみたいなの。

2017年に実施された海外のアンケートによると、78%の異性愛者が「デート代は男性が支払うべき」と答えています。また、2016年に行われたLGBTQを対象としたアンケートでは、62%が「リードするほうが支払うべき」と感じているようです。

海外在住で経験した、デートのお会計事情をご紹介します。

日本国内ではデート費用は「割り勘」派が優勢か

ワイドショーでも話題になることの多い、デートでのお会計事情。

学生カップルなら割り勘が基本でしょうが、大人カップルのデート会計はどんなふうになっているのか気になりませんか?

男性の本音はデート代割り勘

日本国内の記事やアンケートで確認したところ、「割り勘」が約半数、「男性が多く払う」が少し、「奢り」派はかなり少ないという印象です。

ちなみに、22~39歳までの男性を対象に行われたアンケートで、「デートは割り勘が当たり前」と答えた男性からは、下記のような意見が上がっていました。

・「付き合ってからはフィフティ・フィフティの関係だから」(28歳/不動産/その他)
・「そもそもお互いが行きたいから行くはずなのに、なぜ男側が一方的に払うのか」(35歳/機械・精密機器/営業職)

にゃん
ごもっともな意見!

男性と女性の認識に違いがある

ネット上では割り勘派が多いものの、実際に同年代の男性(20~30代)に尋ねたところ、ほとんどの人が「本当は割り勘希望だけど、実際のデートでは全額出してしまう。」と答えます。

一方、同年代の女性に質問をしたところ、「少し多く出してもらうけど、奢りはめったにない。」と答えます。おかしいですね。

にゃん
男性はデート費用を出しているつもりなのに、女性はそのように感じていないケースがあるのかも…?
大人数にアンケートを取ったわけではないので確かなことはわかりませんが、少なくとも私の周りでは「全額だす男性」と「割り勘の女性」が多いようです。
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本当に欧米では男性がデート代を払うの?

まずは身近は話から。私が住んでいるカナダでは、友達カップル数組で行う食事会では、会計はカップルごとにする場合が多い。カップルのどちらかが二人分支払うという流れです。そしてこの時に、男性が支払うことが圧倒的に多いです。

もえ
カナダの飲食店で働いていたこともありますが、女性が現場で支払うことは、めったにありませんでした。
2017年に海外で実施されたアンケートによると78%の異性愛者が「デート代は男性が支払うべき」と答えています。また、2016年に行われたLGBTQを対象としたアンケートでは、62%が「リードするほうが支払うべき」と感じているようです。参考:Money and SurveyMonkey

一方で、日本人は約半数が割り勘デートというアンケート結果があります。数字だけ見ると、やはり欧米の男性の方が奢ってくれる可能性が高そうですね。

それでは、男性の本音を見てみましょう。アメリカの雑誌Sage Journalsに掲載された記事のアンケート結果によると、

  • 男性の方が多く支払うべきと思う…84%
  • デートで会計をしないと罪悪感を感じる…76%
  • 女性もいくらか払うべきと思う…64%
  • 全くお金を出さない相手とはデートを止める…44%

男性が支払うべきと思う一方で、女性にも少しは出してほしいと感じているようです。

にゃん
でも、カード払いが主流の欧米で、ちょっとだけ払うとか難しい気がする…。10ドルだけこっちのカードで…とか言わないよね。

もえ
確かにそれは変。2件目のカフェやバーとか次のデートで女性が奢るとかならアリ?

外国の人とデートをすることになっても、おごってもらって当たり前な態度は良くなさそうです。

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男性がデート代を出す理由

にゃん
そもそもなぜ、デート代は男性が支払うべきと考える人が大多数なのかな。

もえ
女性が男性に養われていた時代のなごりかな?女性が社会進出して何十年も経ってるのに不思議。

社会全体がなんとなく「男がデート代を負担するべき」という雰囲気を醸し出しているので、「女性にお金を払わせるのが恥ずかしい・お店で割り勘はみっともない」と思う人がいるのは確か。そのほか下記のような理由が挙げられます。

理由① 相手より収入が多いから

男性に限らずですが、収入が多いほうがデート代を多く負担する場合。

男女平等化が進んでいる海外でも、現時点の平均所得額は男性の方がずっと上です。例えばカナダで働く25~35歳の平均所得は、男性と女性で年間約100万円の差があります(2017年カナダ統計局)。

また異性同士の場合、男性が年上で女性が年下というカップルが多いのではないでしょうか。そうなると、年上である男性の方が自然と収入が高くなり、デート代も負担する流れになるのかもしれません。

理由② 食事代じゃない部分にお金をかけてほしいから

デート代は男性が出すから、女性はそのお金を化粧品や服に使って綺麗になってほしい」と考えている人が多いのかもしれません。

私の場合、外国人と恋人の関係になってからの食事で私が会計をしたことは一度もありません。もちろん「今日は払わせて」と申し出ることはありますが、「女性は何かとお金がかかるから、ここは自分に払わせてほしい」などと流されます。

もえ
ちなみに夫とは、恋人になる前の段階では完全に別会計でした。

理由③ テクニックの一環だから

恋愛テクニックの一環として、デート代を奢ってアピールしたい場合です。

背が高いとか、イケメンとか、優しいと並ぶカテゴリの一つとしてお金持ち、太っ腹、奢ってくれるなどが入る可能性があるからです。

私は全くもって男性の外見にこだわりが無いので、イケメンよりもデートをリードしてくれる人とか美味しい料理をご馳走してくれる人の方が好きですね。アピールポイントの一つとして使うこともありそうです。

 ポイント

男女平等と女性の社会進出・自立が進む外国では、奢られることを嫌がる女性も一定数います。奢ることが恋愛テクニックとして有効かどうかは相手によるとしか言えませんね…。

欧米では「割り勘」ではなく「別会計」

日本の居酒屋に複数名で行くときは、料理をテーブルいっぱい注文してみんなでシェアします。その場合、合計金額を人数で割って一人分を支払う割り勘が多いはず。

一方、欧米のレストランでは料理は自分が食べたいものを一人ずつ注文します。そのため、会計も割り勘ではなく自分が注文したものをそれぞれが支払う別会計が基本です。

割り勘と別会計の違い

  • 割り勘・・・総会計を頭割りして支払う
  • 別会計・・・各々が自分の会計を個別に支払う

合計金額を人数で割るなら、食べたり飲んだりする人が得をすることになる。食べた人の分を食べてない人が負担するのはアンフェア」という考えです。

レストランでの注文は各自(またはカップルごと)に行い、他の人と料理のシェアはしません。そのため、一つのテーブルに同じサラダや同じ刺身が3つも4つも乗る事がよくあります。

ちなみに、あまり一般的ではありませんが、レストランのキャッシャーは割り勘対応もしてくれます。シェアしたいと言えば割り勘で会計をすることは可能です。

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どこの国でも悩ましいデート代の負担事情

欧米では正式にカップルになる前に、デーティングというお試し期間を設けるのが一般的です。そのため、友達と恋人の境界線が曖昧なことも。そんな時、デート代負担は相手との関係性を判断する材料になります。

例えば、別会計だったデート代が割り勘に変わったあたりから、二人の関係が一歩前進したと言えるかもしれません。また逆に、男性からの奢りのオファーを断ってしまうと、相手は「振られた」「相手は自分に好意が無い」と感じるかもしれません。

このように、デート代をどちらが支払うかは単なるお金のやり取りだけでない複雑な心理が影響しています。そもそもデーティングはお互いの価値観や相性を理解するために行うものであり、相手の金銭感覚を知る重要な機会です。

もえ
将来的に恋人関係に発展することがない人と食事に行くときは、異性だとしても完全に友達として振る舞うべきだと思います。つまり割り勘か別会計。

にゃん
友人として良い付き合いを続けていくためにも、どちらか一方が負担する形は避けたいね。
欧米カップルの習慣「デーティング」とは何ぞや?
デーティングとは、正式に付き合う前のお試し期間です。相手を見極める大切な時間です。詳しくは下記のブログをご覧下さい。

まとめ:欧米では男性がデート代を負担することが多い(でも本音は複雑)

女性の社会進出や男女平等化、LGBTQへの理解が進む海外諸国では、デート代も割り勘がほとんどかと思っていました。しかし、結果は日本以上に「男性が負担する」派が多いという、意外なもの。

一方で「おごる」という男性も、本音は複雑。自分の方が多く負担するべきと思いつつも、女性にも負担をして欲しいと感じています。デート代負担についての議論はこの国でも複雑なことに変わりはありません。

女性としてはデート代を男性に多く出してほしいという人が多いのは納得できます。「この子なら多少出費してもデートしたい。」と思ってもらえているということなのだから。まぁ、だからといって当たり前のような態度になるのは論外なのですが。

なにはともあれ、男女の立ち位置についてここ数年の間に目まぐるしく変化しています。今から10年後のアンケートではきっと違う結果が出ていることでしょう。

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