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ギターやバイオリンなど小さい楽器を一緒に海外へ行くときの方法は大きく2つ。一つは飛行機で楽器と一緒に行く。二つ目は出発前に目的地へ楽器を郵送しておくという方法。実際に両方の方法を使って、ギターと一緒にカナダと日本を行ったり来たりしているので、体験談や注意点をご紹介します。

愛用ギターと一緒に海外へ行く

私は長いことピアノ派だったのですが、最近ギターを始めました。ギターやバイオリン、フルートなどの小さな楽器の良い所はどこでも持ち運べることですね。愛用のギターと一緒に何度かカナダと日本を往復しています。また、荷物が多いときは別送しています。

飛行機も別送も、破損等の心配がありますが今のところ無事で何ともないです♪

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飛行機でカナダに楽器を運ぶ時の楽器ケース

ギターやバイオリンなど小さい楽器は飛行機でカナダに持ち込むことが可能です。移動が多くぶつけることもあるかもしれないので、頑丈な楽器ケースを用意しましょう。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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航空会社によっては楽器専用ケースを貸し出してくれるようですが、国際線や海外の航空会社には貸出サービスが無い場合もあるので自分用を用意した方がいいと思います。

私はギターと共にカナダを何度も往復していますが、今のところ安いセミハードケースで十分です。私が使っているギターケースは上記のアリアのケースです、軽いし色が可愛いのでクラシックギターやアコースティックギターに合います

私のギターはエレアコですが、サイズもぴったりでした!

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受託手荷物として楽器を預ける場合

空港でのチェックインの際に、スーツケースなど大きな荷物と一緒に預けることができます。チェックイン後は到着(または乗継)までピックアップしなくてよいので楽ちん。ベビーカーなどと同じく、壊れやすいもの扱いにしてくれることもあります。

楽器類は個別にお預けいただいた場合、手荷物1個と見なされ、ご搭乗クラスで許容される受託手荷物の個数に含まれます。手荷物(楽器+受託手荷物)の数がご搭乗クラスの許容個数を超えた場合は、超過手荷物料金がかかります。引用:エア・カナダ公式サイト

ピックアップの場所が異なるので注意

ピックアップ時にはスーツケースとは違う場所から出てきます。そのことを知らないと、いつまでも待つことになってしまうので注意が必要です。スーツケースを拾ったら、楽器を受け取る場所へ急ぎましょう。

実際、私はカナダに到着した時、自分のギターがなくなったかと思ってかなり焦りました…。最後のスーツケースがベルトコンベアに出てきたのに、私のギターは無い。空港スタッフを探していたら空港の隅の方に自分のギターケースを発見!ダッシュで取りに行って、乗り継ぎになんとか間に合いました^^

安い楽器なら受託手荷物で十分

何十万、何百万する楽器を運びたい人にとって、受託手荷物は不安かもしれません。しかし数万円の楽器なら受託手荷物で十分だと思います。

今まで、何度がエア・カナダの国際線に乗せていますが楽器ケースが汚れる程度で特にトラブルはありません。スーツケースは今まで何度も壊されたことがあるのですが、楽器では今のところありません。

受け取り時場所でもベルトコンベアではなく、スタッフがカートで運んでいるところをよく見かけます。スーツケースよりは幾分丁寧に扱ってくれているのではないでしょうか。

機内持ち込み手荷物として楽器を持ち運ぶ場合

高級楽器や特に思い入れのある楽器など、絶対に壊れたら困る楽器は機内持ち込み手荷物にしましょう。利用する航空会社によってはサイズ等の規定があるので、オーバーしていないか確認は必須です。

楽器は重量があるので、いくら持ち運べる大きさといえど国際線ではゲートやターミナル間の徒歩移動も多くかなり疲れます。

楽器類は、現行のエア・カナダの機内持ち込み手荷物の規定内*であり、以下のいずれかの条件を満たす場合、機内にお持ち込みいただけます。(引用:エアカナダ公式サイト

・頭上の収納棚または前の座席下に収納できること

・楽器専用に座席を購入されていること

楽器用の座席を予約できる

機内のコンパートメントに入らない大きさの楽器は、座席を一つ購入してそこに置きましょう。

楽器用の座席は特別旅客料金で予約可能でエア・カナダ国際線なら正規料金の50%です。そのほか細かい規定がエア・カナダの公式サイトに掲載してあります。

飛行機でカナダに楽器を郵送する場合

楽器もカナダへ郵送することが可能です。私も、荷物が多すぎて飛行機で運べないときに利用しました。

セミハードのケースに入れてそのまま郵便局に持っていきます。私のギターケースには鍵がついていないファスナータイプなので、念のためガムテープでぐるぐる巻きにして衝撃で開いたりしないようにしました。

汚れが気になる人は透明のビニール袋をかけてもよいかもしれません。手続きは書類に記入・料金を支払うだけです。料金は広島→カナダ(オタワ)で8000円弱。一緒に送った他の荷物(段ボール)は115000円くらいだったので楽器だからといって送料アップはしないようです。

カナダに楽器を運ぶ際の関税に注意

ヨーロッパ等の外国に楽器を運ぶ際は、税関で申告が必要だと目にします。音楽団の方がドイツの税関で楽器を没収された話もありましたね。さて、カナダでは一体どうなのでしょうか。

えっと…調べてみたのですがよくわかりませんでした!!!w

とりあえず、私がギターをカナダに持ち込む際の体験談を掲載します。ご参考まで。

飛行機で持ち込む場合の関税

飛行機でカナダ(トロント)に入国したら、入国審査カウンターで「楽器持っている?」と聞かれます。荷物ピックアップ前だったので、物理的には手にしてなかったのですが「ギター持ってきた」と答えると、そのまま通過できます。ちなみに、移民後は入国審査カウンターを通過しないので、何も聞かれることなく通り過ぎています。

乗り継ぎで再度荷物を預ける際に、「なんの楽器?」と聞かれることがありますが、「ギターだよ」と言うと「ここで弾いてみる?w」とジョークを言われるだけでした。カナダ人はいつも陽気です。

飛行機でのギター持ち込み・持ち出しで関税をとられたことは今のところありません。日本に持ち帰る場合も特に何も言われたことはありません。ジロジロみられますが。

郵送する場合の関税

飛行機での楽器持ち込みでは関税をとられないので、すっかり忘れて他の荷物と一緒に郵送しました。

カナダに到着後、郵便局に荷物引き取りに行くと、しっかり$50も関税をとられました…。2万の安物ギターなのに…。ひどすぎる。

ちなみに、一緒に送った日本食品・日用雑貨・服には関税はかかっていませんでした。

また、開けられた形跡がありましたが、傷や破損などのトラブルはありませんでした。ギターよりもダンポールに詰めた荷物の方が怪しいものがたくさん入っているのに、こっちを開けられるとは意外です。

楽器を海外に持っていくときに注意すること

私はギター初心者なので、到着後まもなくチューニング中に弦を切ってしまいました。たまたま替えの弦を持っていたので張り替えるだけで済みホッとしました。

もし持っていなければ慣れない土地で楽器屋さんを探さないといけません。予期せぬ事態に陥ったときに、ちゃんと対応できる準備をしていきましょう。現地に楽器屋さんがあることを、事前に確認しておくのも良いですね。

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