スポンサーリンク

カナダで生活する場合、実際どれくらいお金がかかると思いますか?

カナダ移住し、無駄遣いをしないように生活を始めて2年が経ちました。かなり節約しているのに毎月結構な出費がある気がするのでまとめてみました。夫婦二人と0歳児で暮らしている我が家の生活費を公開します。

ワーキングホリデーの生活費や日本の平均生活費と比較して見ていきます。

カナダ生活費の内訳

生活費の詳細を公開する前に、我が家の家族構成と生活レベルをご紹介しておきます。

  • Canadian夫、Japanese妻(移民)、Canadian娘(1歳)、かわいい猫1
  • オタワ在住3年目
  • 転勤族
  • 賃貸(社宅)
  • 1
  • 赤ちゃんのものは貰い物が多い
  • スタバは高いから行かない
  • 酒・タバコは買わない
  • ブランド品は買わない(買えない)
  • 服は日本帰国時にユニクロで

家賃:1000ドル

転勤の私たちが今住んでいるのは、カナダの首都オタワ(オンタリオ州)。バンクーバー、トロント、カルガリーに続き4番目に地価が高いと言われています。

現在の住まいは3ベッドルーム+地下室のタウンハウスです。リビング・ダイニング・キッチンの他に個室が3つある家で、日本でいえば3LDK。この広さ+場所の平均的家賃は$1600ですが、今住んでいるところは社宅なのでかなり安いのです。リノベーション済だけど築年数結構ありそう。

尚、駐車場代は含まれています。

以前、好立地の1ベッドルームアパートメントに住んでいたときも$1000でした。二人暮らしの場合、家賃最低$1000が目安です。

光熱費:120ドル

カナダの住宅はすべての部屋を暖めるセントラルヒーティング。マイナス30℃の極寒でも家の中は隅々まであったかい。その代わりクーラーはついていません。光熱費$120/月は円換算すると、約1万円。日本での光熱費と同じくらいでしょうか?

食費・消耗品費:600ドル

1週間に一度の買い物で毎回$150かかっています。お菓子やお酒など贅沢品はほとんど買っていませんが、冷凍食品やパックのサラダを多めに買っています。赤ちゃん用品はおむつ代・離乳食代($50)と猫の飯・トイレ代($20)が含まれています。

夫婦二人暮らしの友人に聞くと、めっちゃ節約すれば$400(お酒別)でいけるそうです。

ただし、カナダで買う日本食品・雑貨は高級品!これらを買ってしまうと食費はどーーーん!と上がります。品目ごとの価格を下記のブログで比較しています。

携帯電話・インターネット:200ドル

2台で2Gまでシェアして使えるデータプラン(約$60)です。電話は国内なら使い放題。外出はほとんどしないし、自宅ではWi-Fiを使うので2Gで余るくらいです。

インターネットはオンゲをするので少し早いやつを契約しています。使い放題で毎月$140は日本より少し高いかもしれません。

保険料:150ドル

カナダは州の健康保険に無料で加入できます。負担額は0なので病院は基本的にタダ。

生活費に入れている保険料$150とは生命保険のことです。

夫は会社の保険があるので現在は生命保険に入っていません。保険料は私一人分の医療・終身保険です。

市民権・永住権を持っていない人は健康保険料が出費に追加されます。民間の保険で一人$50くらいからあります。

外食・交際費:80ドル

夫婦そろって引きこもり気味なので、ほとんどお金を使っていません。友達と遊ぶときは月に2回くらいカフェに行く程度で、基本的には自宅に集まってSwitchやボードゲームで遊んでいます。

外食は23か月に1度で、あまりお金をかけないようにしています。実際は$80も使わない月が多いのですが、使うときは$80になるので多めに計上しています。

自動車維持費:350ドル

自動車保険料が250ドル、ガソリン代が100ドルです。カナダでは高速道路は無料です。

2年前に自動車事故を起こして保険料が高くなってしまいました。オンタリオ州はカナダで一番自動車保険が高いと有名ですが、優良ドライバーなら$150くらいが相場ではないでしょうか。

夫は車通勤で毎日片道10Km、時間は20分です。広いカナダでは平均的な通勤距離だと思います。

その他の出費

日本に一時帰国する際の飛行機代と現地での生活費がかかります。金額が大きいので、生活費ではなく別途貯金している分から出すことにしています。

家電や楽器などの大きな買い物も都度貯金を崩して購入しているので、生活費には換算していません。

スポンサーリンク

カナダで二人暮らし1か月の出費

我が家の1か月の出費を一覧にまとめると下記のようになりました。

ほとんど無駄遣いはしていないと思いますが、結構な金額がかかっていますね…。

家賃 $1000
77,000円)
光熱費 $120
(10,000円)
食費・消耗品費 $600
49,000円)
携帯電話 $60
(4,500円)
インターネット $140
(11,000円)
保険料 $150
12,000円)
外食・交際費 $80
6,500円)
自動車維持費 $350
29,000円)

※1CAD=76.53円(2020/05現在)

合計:$2500 (約191,000円)

スポンサーリンク

ワーホリ生活費との比較

ワーキングホリデーで一人暮らしをしていた時のデータがありました。

  • 家賃…$560 (シェアコンド。水光熱費・通信費含む)
  • 食費・消耗品…$200
  • 交通費…$0 (ダウンタウンに住み、徒歩で移動)
  • 交際費…$200(金額は目安)
  • 通信費…$20 (プリペイドのケータイ代)
  • 保険…$50 (現地で契約した健康保険)

ワーホリ時代は一人暮らしで合計$1030、現在は二人(と赤ちゃん)で$2500

一人当たりの生活費はあまり変わらないように見えますが、無駄遣いしまくっていたワーホリ時代に比べて現在はかなり質素な暮らしをしています。交際費がまるまる車の維持費になってしまった感じ…。カナダでも車が金食い虫ということがわかりました。

ワーホリ時代の収入と支出の詳細は下記の記事でご紹介しています。

日本生活費との比較

ゼクシィ「信仰生活実態調査2016」によると、日本で暮らす場合の生活費平均額は夫婦で22万円だそうです。現在の生活費($2330)を日本円に直すと約19万円。社宅住まいで家賃が割引されているのでそれを考慮すると、ほぼ同じくらいでしょうか。

※1CAD=76.53円(2020/05現在)

実際、私たち夫婦が日本(広島)で暮らしていた時の生活費は遊び代混みで約20万円でした。ただし、現在は車の維持費はかっているものの、その他はかなり節約して生活しています。

カナダでは外食すると120ドル(酒含まず)以上は必ずかかります。また日本食品などの輸入品はものすごく高価。質素な生活なら日本と同じくらいの生活費、贅沢な暮らしをしたいなら日本より生活費はかさみそうです。

まとめ

  • カナダで二人暮らしの最低生活費は20万円!
  • 自動車維持費が高い
  • 外食を頻繁にする場合は出費がグーンと増える
  • 日本食品・雑貨を買うと出費がドーンと増える
スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterで交流しよう

おすすめの記事