語学留学・ワーキングホリデーでも、スーツや着物が必要になる時
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ワーホリに持っていく人が意外と少ない、スーツやドレスなどのフォーマルクローズ。結構使う場面があるかもしれません。

世界のスーツ着用率を調べてみた

3年ぶりの帰国。地元広島の空港に降り立った時、周りはスーツに身を包んだビジネスマンばかりで驚いた記憶があります。私がそれまで住んでいたカナダ・ビクトリアは、日本の都市と比べるとかなり田舎。こんな光景はほとんど見ることがありませんでした。

2010年に行われた、職場でのスーツ着用率調査によると、「スーツを着用する」と答えたカナダ人は(35%)、米国人は(37%)、日本人は35%でした。
引用元:職場でのスーツ着用率、日本は世界で10位=調査

なんとカナダは日本と並んで10位らしい!!あれ、そんなにスーツ着ている人いたかしら・・・。意外な結果に驚きです。

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アメリカ・カナダは職場に短パンもOK

「短パンも許される」と答えた日本人はたったの19%なのに対して、アメリカは32%。カナダは37%と「スーツ着用」よりも多数でという結果に。
引用元:職場でのスーツ着用率、日本は世界で10位=調査

公式な場面など、スーツを着用するべきタイミングはあるものの、普段はカジュアルな服装でOKの職場が多いようですね。

そういえばカナダでは、リュック+スニーカー+マウンテンバイクで通勤する人をよく見ます。銀行員はスーツでしたが、学校の先生は私服。ちなみに旦那は公務員でしたが、私服+リュック+;ローラーブレードで通っていました。

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ワーキングホリデーの面接用にスーツは必要か

ワーホリの人にとってスーツが必要な場面で最初に思い浮かぶのは面接ではないでしょうか。海外留学の掲示板でもよくこの話題を目にします。

いろいろな人のコメントを読んで、一番多かったのは職種によって違うということでした。

カフェやレストランの場合

私が当時勤務していたカフェは、ダウンタウンのど真ん中に位置していたからか、毎日のようにレジュメを渡しに来る人がいました。しかし、スーツの人はいません。面接のときでさえ、スーツで来た人は1人だけでした。

カフェレストランで働く場合は、面接があるとしてもスーツは必要ないでしょう。襟付きのシャツ等、きちんとした清潔な服を用意しておけばバッチリです!

ホテルなどのサービス業や一般企業の場合

ビジネスで利用するフォーマルなホテルや一般企業に面接に行くときは、スーツにしといた方が無難。現地の人はカジュアルな服装で面接に挑む人もいますけどね・・・。

しかし、カナダ人や永住権を持っている人と違い、ワーキングホリデーの人は働ける期間に限りがあります。それだけで現地の人の何倍も不利になっています。見た目だけでもきちんとして行って損はないでしょう。

働く予定がなくてもフォーマルクローズを1着は持っていく

働くつもりがないから必要ない?いえいえ、スーツが必要になるのは、ビジネスの場面だけではありませんよ。

外国人は大勢でわいわいするパーティー大好き。大して仲良くない人も誘いまくります!滞在が長くなるにつれ、交友関係も広がるとパーティーに招待される機会がどっと増えるんです。

「週末にパーティーに誘われた!でも着ていくものがない!」とならないように、男性はスーツ1着、女性はドレス1着を用意していくことをお勧めします。

スーツやドレスが必要となるパーティー

卒業パーティー

大学付属の語学学校は、プログラム終了のタイミングで、卒業パーティーを開催するところがほとんど。男性はスーツ、女性はドレスで出席します。大学付属の語学学校へ行く人は必ず1着持って行ってください。

結婚式・レセプション

ワーキングホリデーなどで現地の人と仲良くなると、結婚式に招待されることも少なくありません。日本同様、正装での出席になりますのでフォーマルな衣装が必要になります。

主役の色を奪わないように、白以外で用意しておきましょう。

民族系パーティー

語学学校で他の国の留学生と仲良くなると、民族系のパーティーにお呼ばれすることも。

友人のタイの子に「親戚が主催する、パーティーがあるからおいで」と言われ、何も考えずに参加しました。到着してびっくり!参加者100名前後の大規模パーティーでした。カナダ在住のタイ人が集まり、タイの民謡や料理を楽しむというもの。知らずに、私服で参加してしまったので、我々一行は浮きまくりでした・・・。

記念日デート

現地に彼氏や彼女がいる場合、誕生日などの記念日にちょっとリッチなレストランで食事をするかもしれません。派手なドレスは必要ありませんが、高級レストランでも恥ずかしくない程度の服は必要ですね。

着物や浴衣も重宝します

海外でも日本の民族衣装として知名度の高い着物は、上記のパーティーや記念日のほか、語学学校のプレゼンテーションや、ハロウィンなど、使う機会が多々あります。

海外で和服を着るととにかく目立つのですが、現地の人もトンデモな恰好をしていることもあるので意外と気になりません(笑)。浴衣はお散歩や、お花見などの普段使いもしていました。

準備は日本でしていくこと

着心地がよく価格も手ごろな日本製が一番!

スーツやドレスは現地で購入するのではなく、日本から持っていくことをお勧めします。

カナダできちんとした服を買おうとするとかなり値が張ります。一方、安めのものだと、生地がペラペラだったり、サイズが合わず胸がスカスカだったり…。

着物については、海外で取り扱っている店はほとんどありません。個人から掲示板などを通じて購入は可能ですが、デザインが好みではない可能性もあるので、こちらも日本で購入していくことをお勧めします。

着物は着付けやお手入れにも注意

着付けをしてくれる美容院は少なく、行っているところも高額の場合が多いため、自力でできない場合は注意しましょう。教えてくれる人さえいれば、数日練習すればできるようになるので、時間があれば渡航前に習ってしまうのもいいかもしれませんね。

お手入れが大変な着物。最近では、洗濯機で回せる素材のものもあります。絹と比べると若干安っぽくはなりますが、見慣れていなければわからないくらい質がよいものも出ましたね。

ちなみに私が選んだのはアッシュ・エルの訪問着。化繊なので汚れも保存方法も心配がなく、大活躍しましたよ!
(プロフィール写真の着物もアッシュ・エルの洗える着物です。)

1年間のワーホリだと、結局使わない可能性もありますが、スーツケースに余裕があれば、フォーマルな一着を詰めていきましょう!


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