カナダ・元カフェ店員がご紹介。カフェ店員採用基準~ワーホリ体験談~
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ワーキングホリデーで海外で行ったら、どんな仕事をしたいですか?たくさんの現地の人たちと会話ができる、カフェでのお仕事はワーホリでお勧めです^^

カナダでスタートしたワーキングホリデー。仕事開始後すぐに、カフェ店員に採用されました。 ちょっと訳ありのカフェで、あっというまに昇給し、バイトの採用に協力することになりました。 アルバイト採用時に感じた事とは・・・

レジュメ(履歴書)は忙しくない時間に持っていく

私が勤務していたのは、ダウンタウンのど真ん中に位置する、きれいで広いカフェですが、大型チェーン店ではなく、個人経営のカフェ。立地は良いのですが、コーヒー単価も高めの設定で、お客さんもごった返す店ではなく、店番はキャッシャー1名(主に私)と、バリスタ1名(オーナーか、先輩)の2名。

店番をしていると、月に3~4回ほどレジュメを受け取る機会がありました。相手は、日本人や韓国人などワーホリの人、カナダの学生やフリーターなど様々でした。

まず、絶対にカフェが忙しい時間帯を避けて持っていきましょう!

カフェが最も忙しくなる時間は、休日の朝11時~1時ごろ。ランチタイムにお客さんがどっと増えます。しかも注文が飲み物だけではないので、2人しかいないカフェはとにかく忙しくなります。

こんな時間にレジュメを持ってきても、受け取るだけでどんな人だったかを全く覚えられません。

逆に、土曜日の夕方は、カフェは比較的暇なので、レジュメを持っていくにはお勧めの時間帯。運がよければ、そのまま面接→採用なんてこともあります。

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レジュメは程よく目立つように

月に何枚もレジュメを受け取っていると、とても個性的なものをみつけることも多い。一般的に、日本の履歴書は、フォーマットが決まっていて、枠を埋めていくスタイルがおおいですね。カナダでは、基本的な書き方は決まっているものの、内容や用紙はさまざまで、とても個性的です。面白かったものをいくつかご紹介しますね。

用紙がカラフル

レジュメは学校や自宅で印刷するのが普通ですが、その用紙はどんなものでもあり!花柄などの模様が入ったものや、パステルカラーの用紙など、白無地に黒インクだけではない様々なバリエーションがありました。もちろん、業種によってはフォーマルな用紙でないとダメなところもあるかもしれません。でも、町の個人経営のカフェだと、目に留まって良いと思いました。

写真付き

日本の履歴書には顔写真を貼るのが、普通ですね。でもカナダでは写真を貼る必要もないし、年齢や性別を書く必要もありません。

さて、写真がついていないレジュメが多い中、自分の写真を添付して提出するカナダ人がいました!これには、私だけでなくカフェ店員みんながザワザワしていました。

なんと全身写真・バストアップ・顔アップと、3枚の写真が添付してあったんです。紫のスーツに身を包む男性が、ハリウッドスターのように(?)しっかりとポーズを決めて写っていました。。。!

「なんかおもしろそうだから会ってみよう」という理由で、面接が行われましたが、予想通り自己主張の大変強い方で、残念ながら不採用となりました。

長所をアピール!

日本の履歴書には、自己PRの箇所がせいぜい3行程度しかありません。「あんまり大げさなことを書くと、印象良くないかな」なんて考えてしまいますよね。。。

私がカナダで受け取ってきたレジュメは、ほぼすべて自己PRで埋め尽くされていました。

学歴や、仕事経験を書くレジュメと別に、志望動機やPRを記入するカバーレターもちゃんと添付されて、「自分がどんなにすばらしい人間であるか」がしっかりと記入されていました。

その中で、面白かったのは「身長や体重」をアピールしているもの。おまけに、「手が届く高さ」までかなり細かく表記されていました。

確かに、背が高い方が、脚立を使わず物がとれるので便利なのですが、「こういうことも自己PRになるのか・・・??」と少し不思議な気持ちでした。

自己主張はほどほどに・・・

上記のように、個性的なレジュメはたくさんあるのですが、よく考えると採用となったのはマトモなレジュメだけでした・・・。

面白そうなので会ってみようとはなるものの、個性的なレジュメを書く人はやっぱり個性的な人ばかりでした。

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レジュメの内容よりも、渡したときの印象が重要

街のカフェのオーナーが気にするのは、接客経験、容姿、そして態度です。最初の二つは今からどうしようもありませんが、態度はすぐにでも改善可能!面接時はいい子ちゃんになることを心がけましょう。

基本は笑顔で、時々真剣に頷きつつまじめな質問をしてみる。あんまりガツガツ自己アピールせずに、ほどよく感じよくがいいと思います。

ワーキングホリデーの人は、ビザ期間が短いと厳しい

雇用主がワーキングホリデーの人を雇いたがらない理由のひとつが、期限付きだということ。半年しかビザが残っていないと、せっかく仕事を覚えて戦力になってもすぐに帰国することになります。

仕事探しは到着後すぐに始めること。働いてみてやっぱり合わないと思ったら、なるべく早い段階で次の仕事を探しましょう。ビザが6か月を切ると、仕事を見つけるのがかなり厳しくなります。

アプライする前に知っておいてほしいこと

離職の理由は人間関係がほとんど

カナダのカフェやレストランで働いて思ったのは、「すぐに辞める人が多く、スタッフの入れ替わりが激しい」ということ。

日本人は私一人でしたが、カナダ人の多くが1か月すると辞めていきます。中には挨拶をして次の日出勤したら、もうやめている人もいました・・・。思った仕事と違ったとか、そんな理由がほとんど。

私が働いた1年間で、新しく採用された人数は10名を軽く超えます。そのうち、私が退職するまで生き残ったのは1名だけ・・・。カナダ人は次から次へと採用されてどんどん辞めていきました。ほとんどが人間関係の理由でした。

私も対立に巻き込まれて、あやうく辞めることになりそうでしたが、なんとかワーホリ終了まで持ちこたえました笑。カフェの仕事にアプライするときは、何度かお客さんとして実際に足を運んで、雰囲気を確かめてからの方がよいと思います。

軽い気持ちで、採用されて嫌な気分になって辞めていく。そんなことにはならないでほしいですね~。(小さな町なので、行くカフェもあんまりないですし)

カフェは朝が早い!

働いたことがないと意外と思いつかないもの。いざ働き出してから、朝が早いからやめたいなと思うことも何度もありました。

早番は朝6時半に出勤し、開店の準備を始めます。家が近くても毎日5時過ぎに起きるのはつらいです・・・。

特に冬の6時は外は真っ暗!夜中に出勤しているよう。その分、15時頃には仕事を終えて自由な時間があるので、そこはいいなと思います。

早起きはつらいけど、その分楽しい時間もぶえる(感じがする)のでお得ですね~。早起きが得意な方はぜひ、カフェでのワーキングホリデーをオススメします^^

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